徒然日記

『逢坂誠二の徒然日記』 その1081



今日から本年の政府の仕事が本格化します。

そのため昨夜の便で、
東京入りしています。

昨夜の函館空港は、
故郷から離れる多くの皆さんで、
ごった返していました。

手荷物検査場付近では、
孫などと別れを惜しむ、
祖父祖母の姿などが、たくさん見受けられ、
いつもの年始の帰京ラッシュの雰囲気でした。

もちろん飛行機は、満席。

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夜明け前の都内、
雲の切れ間から明るくなった空が見えます。

今日の東京は、
曇り時々晴れ、予想最高気温は9度です。

函館は曇り、
最高気温は2度の予報です。

1)三が日
今年の正月三が日は、
私にとっては極めて貴重な時間でした。

政権交代後、
そしてさらに首相補佐官拝命後、
地元に戻る時間がめっきり減りました。

今回の三が日は、
その穴を埋めることはできませんが、
とにかく地元を歩き回ることに
時間を費やしました。

元旦午前零時からの集まり、
早朝5時からの朝起き会を皮切りに、
3日間の活動を開始しました。

日程組みは島秘書が担当し、
小島秘書がハンドルを握ります。

ところが31日夕刻から強い冬型になり、
暴風雪の年明けです。

1日朝には、太陽暦になってから
元旦としては、
日本初の部分月食がありましたが、
それが見えるはずもない悪天候です。
(ちなみに太陰暦の1日は
 新月のはずですから月食は起きませんので、
 元旦の月食は
 日本史上初とも言えるかもしれません。)

その悪天候のため、
訪問予定も大幅に遅れつつも、
多くの皆さんのもとに
新年の挨拶にお邪魔しています。

中には突然の訪問にも関わらず、
自宅に招き入れてくださるお宅もあり、
恐縮至極でした。

初日は、天候のトラブルもあり、
予定の訪問先を大幅に残して、
終了せざるを得ませんでしたが、
久々にご挨拶ができた方もおり、
有り難い一日となりました。

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2日も、朝から地元回りを開始しましたが、
相変わらずの悪天候が続きます。

それでも1日よりは、
多少マイルドな天候となり
何とか終了することができました。

それでも挨拶に回れたのは、
函館と北斗市内のごく一部だけです。

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昨日は、朝から街宣車で、
厚沢部を経由して、乙部に向かいました。

街宣車のヒーターを全開にして、
足元に毛布を巻きつけながら、
マイクを握りますが、
途中の中山峠、そして厚沢部付近は猛吹雪。

ハンドルを握る小島秘書も不安そうでしたが、
何とか時間通りに乙部到着しています。

乙部では、消防団の出初式に出席しました。

ニセコ町長時代から、
出初式は正月恒例の行事であり、
地域住民の生命安全財産を守る、
その体制確認と士気高揚のために重要なものです。

久々に出初式に参加し、
私自身の気持ちも
キリッと引き締めて頂きました。

また日ごろから総務省顧問として、
さらに今後は地方自治法の抜本改正を検討する会議の
主要メンバーとして、
多くのご指導を頂いている
寺島 乙部町長さんにも新年の挨拶ができました。

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その後、江差、上ノ国を経由して、
松前に向っています。

松前での約束時刻が迫っていたため、
江差、上ノ国では、
どの場所にも立ち寄ることができず、
大変に申し訳なくお詫びするしかありません。

松前で予定されていた会合に出席の後、
17時の函館到着目標までの時間をうまく塩梅して、
松前、福島、知内、木古内で
挨拶回りをしています。

しかし、路面凍結やら強風やらで、
移動の定時性が確保できないため、
極々、少しのところしか回れず、
これまた申し訳なく思っています。

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しかし、地元を歩くと
とにかく色々なことに気づかされます。

道路や港などのインフラのことは当然ですが、
それ以外にも、除雪や高齢者福祉、
あるいは地域経済の状況など、
日々机上でものを考えがちな我々に、
極めて強烈な現実感を与えてくれます。

政権与党として、
さらに政府の一員として、
霞ヶ関、永田町で仕事をする割合が
高くならざるを得ないのは当然ですが、
とにかく地元を歩くことが、
我々の仕事の基本であることを再認識します。

もちろんこれは、
我田引水、我田引鉄のために
地元を歩くという意味ではありません。

現実と遊離した政策が跋扈しそうな中にあって、
そこにしっかりと楔を打ち込み、
真に生きた政策にするために重要なのです。

さらに多くの皆さんの声を直接伺う意味からも、
地元を歩き回るのは、基本中の基本です。

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とはいうものの、
3日間で選挙区のすべてを
歩き回れるはずもありませんし、
面談できる皆さんの数も
ごく少ないものにならざるを得ません。

三が日、とにかく地元歩き回りました。

しかし、まだまだ、
とにかく歩く、これが基本です。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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  2010・1・4 Seiji Ohsaka
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