徒然日記

2月12日 その1113『逢坂誠二の徒然日記』



都内は昨夜から冷たい雨が降っています。

1)オリンピック
もうすぐバンクーバーで
冬季オリンピックが始まります。

雪不足でモーグルコースの設営などに
随分と苦労されています。

よそから雪を運んで、
斜面に雪を張り付けて
何とかコースを維持しているようです。

雪質は、明らかなザラメ状。

バーンが荒れて滑りにくいだろう
と推察していたのですが、
あにはからんや、上村愛子選手からは、
滑りやすいとのコメントです。

内心、本当かなぁと思いつつも、
そっか、彼女は本州出身だった、
と自分を納得させています。

いずれにしても、パラリンピックの選手も含め、
日本選手の大活躍を期待しています。

2)合掌
大変お世話になっている方のお母様の
葬儀参列のため
昨日、松前町を訪問しています。

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83歳のこのお婆ちゃんには、
私のことをいつも応援頂いておりました。

去る6日の松前町での新春の集いにも
吹雪のなか出席頂きました。

当日は、吹雪で天候も悪いうえ、
お婆ちゃんは足が不自由なため、
階段の上り下りは厳しく、
家族からは、集いに無理して参加しなくても良い
と忠告を受けていたようです。

しかし、お婆ちゃんご本人は、
どうしても参加して私を激励すると、
家族を押し切って参加されたのだそうです。

集いには最後まで参加頂き、
終了後、お婆ちゃんが会場を出る時も
私と固い握手を交わしました。

ところが、その直後、容態が急変し、
帰らぬ人となりました。

私の集いに参加していなければ、
こんなことにはならなかったのかもとの思いが、
私自身にはあり、申し訳ない気持ちです。

逢坂さんに会えたのだから、
婆ちゃんは、満足だったはずだとの声もありましたが、
やはり申し訳なく思っています。

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私の仕事はこうした、
支持者の方々に支えられています。

その熱い思いにしっかりと応えるために、
着実に仕事をしなければなりません。

3)国家公務員法改正、
公務員制度改革の一環として、
国家公務員法改正案が、
今国会に提出されることになっています。

過日の政務三役会議でも、
この法案の内容が説明され、
原口大臣から、官民人材交流センターのことや、
事務次官のことなどについて指摘がありました。

その後、原口大臣と仙谷大臣が話し合って、
この指摘もクリアされたと報道ベースで承知しておりました。

私は、この法案の直接の担当ではないめ、
あまり十分に内容を知っていたわけではありません。

しかし、昨日の昼前になって、
幾人かの方からこの法案に関する、
様々な情報が寄せられます。

そうした話を聞いていると、
詳しくない私でも問題点が何となく見えてきました。

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各方面に電話をして情報収集を行いました。

その結果、もし可能ならば、閣議決定の前に、
一部修正すべきとではないかと感じたのです。

しかし、地元回りの最中であり、
最終判断をするための十分な資料がありません。

そこで休みではありますが、
私の秘書官に連絡をして、資料収集のお願いをし、
地元活動を切り上げて上京しました。

その結果、最終的には、
さらに内容を検討することになっています。

4)夜明け前
漆黒の闇から夜明けまでの時間が、
結構好きです。

この時間帯に、
部屋の電気をつけずに、
手元の明かりだけで本などを読みます。

もちろん本なんか読まずに何もしないで、
音楽でも聞きながら、
じっとしているならもっと良いかもしれません。

電気を消していますから、
まちを覆っている夜のとばりが
部屋にも忍び込んでいます。

時間の経過とともに、
一枚、一枚ベールをはがすように、
まちを覆っている夜の闇が薄くなっていきます。

しかし、不思議なもので、
まちは徐々に、明るさを増してきますが、
その速度ほどに部屋の闇は薄くはなりません。

部屋は、ゆっくりとしか明るくなりません。

つまり外が明るく、
部屋が暗い状態になる時間があります。

だから窓の外の風景が、
くっきりと部屋に飛び込んで来るのです。

まるで窓が部屋に設置された
映画館のスクリーンのように感じられる時間があるのです。

そんなときは、いつも見慣れている窓外の風景が、
新しい景色のように見えるのです。

その時々の光の具合によって、
いつも同じ見え方をするわけではありません。

しかし、この映画もそんなに長く続きません。

朝日が昇る直前になれば、
部屋の中も随分と明るくなり、
電気のついた客席のようになります。

これで漆黒から夜明けまでの映画が終了するのです。

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夜の闇から夜明けまで、
光の変化の激しいこの時間帯に何もしないで、
部屋と窓の雰囲気を楽しめるのは、
何にも代えがたい贅沢な時間なのです。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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   2010・2・12 Seiji
Ohsaka

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