徒然日記

3月10日 その1130『逢坂誠二の徒然日記』



昨夕、都内は、冷たい雨の予報が出ていましたが、
実際には雪が舞い、完全に冬に逆戻りの様相でした。

夜になって、
歩道を歩く皆さんは、
薄くシャーベット状になった雪の上を
危なっかしい足取りで歩いていました。

幸い私の靴は冬仕様ですから
それほど問題がありませんが、
それであったとしても
雪の路面の歩行には細心の注意が必要です。

今朝は、雪も止んで弱い雨に変わっていますが、
肌を刺すような寒さに変わりはありません。

全国的に、今日も一日、寒さが続くようです。

今朝は、急用のため、移動中に日記を書いています。

1)密約
昨日、日米の密約に関する
外務省の調査結果が発表されています。

それによれば、
核持ち込みなどに関し
「密約」があったことを認める内容となっています。

これまでの政府答弁が虚偽であったといえそうです。

しかし、密約が全て悪かった
と決めつけることにも無理があるかもしれません。

当時の日本の総合的な利益を考えて、
そうした判断をせざるを得なかった場面も
否定できないと思われます。

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私が問題にしたいのは、
やはり公文書や情報の扱いです。

アメリカには存在し、
日本にも当然あるべき文書が
今回の調査では見つかっていません。

公文書や情報管理が、
相当にいい加減な状態であるようなのです。

これはゆゆしき問題です。

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外務省に限らず霞ヶ関の文書に関し、

「2001年の情報公開法施行にあわせて、
駆け込み的に廃棄された」との指摘を、

これまでにもいくつかの場面で耳にしたことがあります。

この指摘が、本当かどうか、
これまでの私の経験の中では、
簡単に判断がつきません。

しかし、今回の外務省の調査結果から判断すれば、
いずれかの時点で、
不都合な文書の破棄があったのかもしれないのです。

密約そのものが、是か非か、
これについては色々な判断があると思います。

しかも、その密約を判断した時点で、
それらの情報を公開できないのは当然です。

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しかし、こうしたことを
時間の経過とともに、歴史的時間軸の中で、
後に検証できるようにすることは、
極めて大事なことです。

その歴史的検証をも不可能にすること、
つまり公文書や情報の改ざん破棄は、
歴史の書き換えです。

こんなことを繰り返すと、
日本の歴史が歪められてしまいます。

不都合な情報であっても、
しっかりと記録を残し、
その事実に対する評価を後世に委ねることは、
公務員の、あるいは政治家の
国民に対する責務です。

今回の調査からは、
過去にそうした責務放棄があったのではないか
ということを伺わせます。

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今回の調査報告が、
今後の日米関係を悪化させると指摘する方もいるようです。

私は、そうは思いません。

こうした現実を
今後の日米関係を深化させることに、
生かすべきなのです。

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この密約問題から、
日本の外交、
国民への責任、
さらに公文書や情報管理など、
日本の政治や行政の様々な課題が浮かび上がってきます。

今回の検証を単なる事実の暴露にとどめることなく、
日本の政治や行政の質を高める糧としなければなりません。

2)外資の撤退
「有力外資 相次ぎ日本撤退」

今日の日経一面の見出しです。

この件に関し識者が

「少子高齢化やデフレで
 期待成長率が低下している日本は
 グローバル企業の投資対象から外れつつある」

と指摘しています。

日本の投資環境の改善が必要です。

今日は移動中のため、これで終了します。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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   2010・3・10 Seiji
Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1.  アメリカという国は公文書に関して素晴らしく管理されてますよね。機密解除されたものを研究することも出来ます。難点と言えば、関係者が物故していて、断片をつなぐ作業が困難を極めることです。日本の難点は「歴史に学ばないこと」だろうと思います。
    授業で近代のスピードは速すぎます。自国の成り立ちで特に存立の基盤なのですから。もっと丁寧に教えるべきと思います。まだまだ教育に関しては「夜明け前」だなあと思います。詰め込みと自立の適度な配合が人材の化学変化を呼び起こすものと思料いたします。

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