徒然日記

3月15日 その1133『逢坂誠二の徒然日記』



一昨日の函館は、
夕刻から激しい雪になり、
一気に冬に戻った感じですが、
昨日は、気温は低いものの
春を感じさせる日の光でした。

春と冬を行きつ戻りつしながら、
確実に春に向かって行くのだと思いますが、
北国の3月は、いつ大吹雪になってもおかしくない、
侮れない時期でもあります。

今日も、早朝から移動モードのため、
日記は移動中に書いています。

1)医師会での講演
12日夜、函館市内にもどり、
医師会(函館・渡島)の皆さんの前で講演をしています。

現在の時代認識、
今後の社会のあり方、
そして政策の方向性などについて話をしています。

質疑では、
診療報酬の増額や、
医師確保対策の要望などが出されました。

多くの先生方に熱心に話をお聞きいただき、
有意義な講演会となりました。

医師会の皆さんとは、
今後も意見交換をしながら、
政策に生かして参ります。

2)金田先生
一昨日、金田誠一先生の
連合後援会解散式に出席しています。

金田先生は、
函館市議時代から30年に渡り
政治活動を続けてこられました。

この間、弱い立場の目線で、
医療福祉や労働問題など多方面にわたり活躍され、
多くの皆さんから頼られ、かつ多くの信頼を得ています。

一昨日の会は、後援会の皆さんはもとより、
多くの支援者の皆さんが一堂に会して、
これまでの政治活動を振り返る会となりました。

これまでの金田先生の活躍に感謝をすると同時に、
より一層の健康回復を念願し、
今後のさらなるご指導をお願いする場ともなっています。

私自身、金田先生の功績の足元にも及びませんが、
引き継いだ数多くのことをしっかりと携えて、
さらに研鑽を積むことを改めて決意しています。

金田先生のこれまでの活動に
心から敬意と感謝を申し上げます。

3)協議
政権交代後、半年近くが経過しました。

以前、政権交代は、
究極の「居抜き」だと指摘しましたが、
多くの方から、今の状態が良く分かる例えであり、
「だからこそ頑張れ」との声援を頂いています。

この半年の間、特に昨年の12月から
私も政府の一員として
政策の立案決定そして執行に携わっています。

その中で、意思決定プロセスの難しさを感じています。

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日本の内閣は、各府省庁が仕事を分担管理しています。

平たく言えば分野ごとに縦割りで仕事を行っているのです。

しかし、仕事というものは、
一つの府省庁だけで完結するものではなく、
必ず府省庁横断的な関わりが生じます。

何かの政策を立案決定し執行するためには、
各府省庁との調整と合意が不可欠なのです。

これは当然のことです。

しかし、この各府省庁のとの調整と合意の手法が
必ずしも練られたものとはいえません。

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政務三役間の日程調整がまず簡単ではありません。

さらにそれぞれの政務三役などが
一堂に会して調整と合意を行うわけではありませんので、
それぞれから別の意見を述べられると
その調整に膨大な労力を要します。

また政策の立案熟度は、
日々刻々高まっていきますので、
説明日時の早い遅いによって、
それぞれの関係者への説明内容が
変わらざるを得ない場面が多々あります。

このため同じ案件の説明であっても、
内容に違いが出ることも多く、
その均霑化にも相当なエネルギーを要します。

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これらの調整合意は、
当然行うべきことなのですがl、
政権発足後半年を経て、
もっと効果的に行なう方法はないものか
と思うようになっています。

各府省庁の政務三役は、基本的には、
官邸などの大部屋で仕事をすれば、
実はもっと効率的効果的に政策の立案決定と
執行ができるのではないかと思ったりもしています。

4)定期大会
昨日、函館市内のホテルで、
民主党北海道第8総支部の
定期大会が開催されています。

定期大会では、
夏の参議院選挙の勝利することを確認すると同時に、
次の事項などについて認識を深めています。

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・政権交代の意味
・8区内のコミュニケーションと広報
・党員、サポーターの増強

特に政権交代の意味について、
次のような話をしています。

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今回の政権交代は、
単に前政権に対する批判だけで起こったものではないこと。

新しい政権は、
21世紀の低炭素産業社会に対応するという、
新たな使命を担うことを期待されていること。

市場原理主義を基本とする小さな政府か、
福祉国家を前提とする大きな政府か、
こうした二者択一では現下の問題には対処できないこと。

今後は、市場社会、政府、そして市民社会、
この三つの領域のバランスに配慮した、
これまでにはない新たな社会を目指すことを
新政権には期待されていること。

つまり我々の政権は、
単なる前政権批判の産物ではなく、
大きな役割を期待されての登場だったことを、
改めて認識する必要があります。

現在、政権に対する期待が
萎んだかのように思われていますが、
新政権に託された真の役割に応えるために、
より一層政権の基盤を強化する必要があり、
夏の参議院選挙は何としても勝利しなければならないのです。

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また参加代議員から、

・普天間問題
・原発問題
・国民投票法制

などの重要課題について、
党員の声が十分に反映されないばかりか、
その状況が良く分からないため、
何とかして欲しいとの声が出されました。

私から、その指摘は当然であり、
まだ十分ではないが、
改善に努めたい旨の話をしています。

5)合同選対本部
昨日の定期大会終了後、
参議院選挙に向けた合同選対本部発会式を行い、
第一回目の本部会議を開催しています。

北海道選挙区からの立候補予定者である藤川まさしさん、
比例区からの立候補予定者である板倉一幸さんも同席しています。

予定される投票日まで4カ月、
8区間内においても、
短期決戦の火ぶたが切って落とされました。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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   2010・3・15 Seiji
Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 毎日逢坂さんのブログをみてがんばっているというのが伝わりますし前向きなのが
    とてもいいと思っています。しかしマスコミのほとんどは民主党のネガティブなこと
    ばかり報道し国民もそれに乗り支持率が30%台になりました。わたしはあまりメディアのいうことは信用していませんが、夏の参院選はこの状態では確実に大敗するとおもいます。普天間のことが決まれば外国にはまず無理でしょうからますます支持率は
    下降するでしょうし。みていて八方塞りの民主党という感じです。マニフェストそんなに
    いそいでやらなくても4年のうちに決着すればいいと思います。何とか4年民主党で
    がんばってほしいとおもいます。ただしこのごろ公明党がすりよってきているらしいですね。あの党と手を結んだら私は残念ながら応援するのはやめますが。
    お身体に気をつけてがんばってください。

  2. 緊急:環境省 佐渡 トキ保護センターへ伝えていただきたい。施設周辺に「ヒグマ」の糞を散布しマーキングによるイタチ科の外敵侵入を阻止する方法を試せと。北海道は野生化したミンクによるニジマス養魚場の被害から低コストで動物生態学に合った駆除方法を30年前から導入している。登別熊牧場の協力を得てヒグマの糞を空輸してはどうか。コスト削減の妙案であろう。環境大臣に現場の知恵を伝え、国鳥の保護を訴えて欲しい。このままでは環境省が馬鹿にされてしまうのではと危惧しています。ちなみに熊牧場の経営者、野口観光社長は北海道出身の苦労人で傑出した人物である。北海道新聞社の知り合いを使ってみてはいかがか。

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