徒然日記

12月2日 その1942『逢坂誠二の徒然日記』





夜明け前の函館、

気温が氷点下7度程度まで下がっている。



昨日は、今シーズン初の真冬日だった。



気温が下がると、

やはり体力の消耗が極めて激しい。



昨日、午前中は、

来函された野田総理と街頭演説などを行って、

寒い外にいる時間が多かった。



そのせいか、

夜は、泥のように眠ってしまった。







1)国のあり方

こうした時期になると、

保守とか、中道、

革新などが議論されることが多い。



しかし、政治実務の現場にいる私には、

こうした議論はあまり実感がない。



保守とか中道という認識は、

時代とともに随分と変化しているのが現実だ。



もちろん政治家として、

国家の大きな殻のあり方を、

常に意識する必要はある。



大切なのは、

私たちの身近な社会がどうであるかを考えることが、

私にとってはより重要だ。



なぜならば国家が崩壊しても、

国民が暮らす社会は存続するからだ。



たとえば、

生活者、働く皆さん、経営者、納税者、消費者といった、

様々な皆さんの立ち位置をよりどころにしつつ、

地域の社会のあり方を考えることが大切だ。



しかも地域社会のあり方は、

日本の中でも多様だ。



その多様さを出発点にしつつ、

国家全体を貫く国のあり方をどうするかが重要なのだ。



保守や中道、革新などという国家のあり方があって、

国民の行動が規定されるものではない。



個々人の生き方、それぞれの地域社会のあり方があって、

国家の形が創られるのだろう。



その際に、国家のあり方は、

なりゆきに任せて放っておくのではない。



大きな方向感を、ざっくりと共有することが大事なのだ。



その際に私は、

日本国と各地域の伝統と文化を守りつつ、

自立と共生の社会、

世界の平和と繁栄に貢献する国でありたいと考えている。







2)円高・デフレ対策

デフレ脱却、経済活性化の観点から

切れ目のない経済対策を講ずることが重要だ。



パッケージとしての経済対策を実施するためのには、

大規模な補正予算の編成が必要だと考える。



特にグリーン(環境・エネルギー分野)、

ライフ(医療・介護分野)、

農林水産業の成長産業化が国内では重要な柱になる。



外国との関係では、

経済連携をどうするかが鍵となるが、

国内産業のあり方にも配慮しつつ、

FTAなどによって海外成長の果実を、

どう取り込むかを検討すべき。



党としては、

2020年度までの平均で名目3%程度、

実質2%程度の経済成長を

実現することを目標としている。



さらに税制、立地支援、

規制などの見直しによる空洞化対策や

中小企業を含め企業が活動しやすい環境を

整備することも重要だ。



過度の円高、為替相場の急激な変動に対しては、

断固たる措置を講じる姿勢が必要だ。



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こうした国全体の対応だけではなく、

地域経済のことを考えると、

公共事業も重要だ。



その際には、

大企業が潤えば中小企業も潤い

最終的に国民にも富が行きわたるとの

トリクルダウン理論が機能していない現状を考えると、



入札方式を見直して、

地域中小企業がもっと利益を得やすい方式にすることや、

公共調達も中央一括調達から

地域での調達に力点を置くことも重要だ。



これによって、多くの国民の皆さんにとって、

現実にお金が動いていることが

実感できる経済社会を創出すべきなのだ。







今日はJC主催による

衆院選立候補予定者による

公開討論会が開催される。



また午後には、衆院選に向けた私の

総決起大会も開催される。



本番を目前にして、

エネルギーの漲りを強く感じている。



気温の低い状態が続くが、

さあ今日も、しっかりと前進します。

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   2012・12・2 Seiji Ohsaka


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