徒然日記
3月12日 その2029『逢坂誠二の徒然日記』
夜明け前の那覇、空には星は見えない。
薄雲が広がっているようだ。
今の気温は18度。
日中は今日も晴れ、最高気温は25度の見込みだ。
1)辺野古
昨日は、那覇から沖縄本島最北端の
辺戸岬(へどみさき)に向かった。
沖縄は、南部中部に比較し、
島の北側は経済的に厳しい状況にあると言われている。
その状況を我が目で確かめたかった。
名護市許田まで高速で向かい、その後一般道を北上した。
確かに名護から北上するにつれ、人家も少なくなり、
賑わいの点では那覇付近とは大違いだ。
途中は、道路工事が多く、
片側交互通行箇所が至るところにある。
しかし、北海道の郡部とは違って、
沖縄の人口密度は高い。
途中の道の駅は、随分と賑わっている。
オクマビーチにも立ち寄ったが、
まだまだ元気の原動力となる印象を受ける。
もちろんたった一度、車で通過しただけで、
何かがわかるというものではないだろうが、
経済的な厳しさとは違うものが見えた感じがしている。
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辺戸岬からは南下し、名護市辺野古に向かった。
国道329号から大浦湾に向かう。
確かに静かな落ち着いた場所だ。
すぐにキャンプシュワブの第一ゲートが登場する。
そして辺野古市街。
非常に静かだ。
そんな中、車のラジオからニュースが飛び込んでくる。
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普天間飛行場の移設先となる名護市辺野古の埋め立てに、
名護漁協が同意したというのだ。
組合員96人中、
代理出席を含むなんと88人が
埋め立て同意案に賛成した。
漁協組合長のラジオで流れた談話によれば、
・
政府は辺野古と決めている
・
反対してもどうしょうもない
・
ならば条件闘争
そんなニュアンスが感じられた。
どこか別の場面でも聞いたような雰囲気だが、
相当に複雑な思いで、辺野古を後にした。
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辺野古から南下し、
金武、うるまなどを経て、
8日に引き続いて嘉手納基地に向かう。
先日は、大型輸送機ギャラクシーの離陸に遭遇したが、
昨日は、(これも偶然だろうが)離着陸機もなく、
滑走路だけを眺めて、ホテルに戻った。
朝から晩まで、
沖縄北部から那覇までを車で走り回ったが、
私が沖縄県知事なら、
この沖縄をどうすべきかを考えつつ、眠りについた
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・3・12 Seiji Ohsaka
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