徒然日記
4月6日 その2052『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、空全体に雲の広がる朝を迎えた。
朝の気温は5度程度、
日中は10度位まで上がるが、
夕方からは荒れ模様の天候になる。
爆弾低気圧が接近している。
要注意だ。
1)緊張感
昨日の衆院予算委員会の
午前質疑の様子を一部だがラジオで聞いた。
昨日はエネルギー・原子力に関する集中質疑だったが、
原子力問題に対する緊張感が薄れている印象を受ける。
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国会事故調に対する東電の不誠実な対応
・
3月のネズミによる停電
・
原子力発電所の再稼働と安全(特にテロ)
・
上関原発の今後
こうしたことについて質疑があったが、
質問側も答弁側も緊迫感が薄い。
東日本大震災から2年が経過し、
よもやとは思いたくないが、
原子力災害に対する思いが、
風化する兆しがあるとすれば、
それは由々しきことだ。
原子力災害は、現在も継続中であり、
我々はこの問題と後の世代も含め、
一生付き合っていかねばならない。
否応ない執念と覚悟が必要だ。
2)景気経済
大幅な金融緩和によって、
株高、円安が進行している。
この状況を好感する声は多い。
しかし懸念もある。
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デフレから脱却すれば、
最終的に金利が上がることになる。
金利が上がると国債の値段が下がる。
現在の国債の金利は1%以下だ。
デフレ脱却で国債の価値が下がると、
銀行の含み損が増える、
あるいは公債費の利払いが一気に上昇する可能性がある。
もう一つ、
デフレ脱却になれば、
年金が実質減額となる可能性がある。
現在、日本の公的年金制度は、
物価スライドの未実施分2.5%と
マクロ経済スライドの未実施分7.2%により、
本来より1割割高の年金を支給している。
インフレに転換した場合、この削減が行われると思われ、
年金給付は実質で1割減ることになる。
年金受給世帯に厳しい状況となる可能性がある。
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大幅な金融緩和で、世の中は浮かれ気味だが、
影、負の側面にも留意が必要だ。
一昨日朝から、発熱、喉の痛みがあったが、
一昨日夕方には、何とかそれも治まった。
そこで夕方からまた活動を開始したのだが、
それが裏目に出たようだ。
昨朝もいつもどおり午前4時半に起き、
日記を書き始めたまでは良かったのだが、
その後、一気に発熱など風邪の症状が悪化した。
結局、昨日は外に出ることもできずに、
薬を服用しつつ、
終日、休養を取らざるを得ない羽目になった。
おかげで今朝は、多少、回復した感じがするが、
まだ本調子ではない。
何ともヤレヤレな状態だが、
今日午前の日程をこなした後は、
さらなる回復に努めなければならない。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・4・6 Seiji Ohsaka
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