徒然日記
5月29日 その2105『逢坂誠二の徒然日記』
昨夜、札幌市内で、
5回目となる『逢坂誠二の話を聴く会』があったため、
今日は札幌で朝を迎えた。
札幌は雲の多い朝を迎えた。
朝の気温は、15度と高めだが、
日中は20度に届かず、
昨日よりも大幅に気温が下がる見込みだ。
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昨日の遠軽の最高気温は32.7度。
日本で一番高くなっているが、
今日以降、気温の低い状態が続く。
株価じゃないが、
気温も乱高下状態のようだ。
1)F15
昨日午前8時45分ごろ、
那覇市の北東約120キロの海上で、
沖縄県の米空軍嘉手納基地所属のF15戦闘機が墜落した。
米軍嘉手納基地は「原因は調査中」だという。
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この記事の扱いに驚いている。
各社とも扱いが極めて小さい。
国内の戦闘機事故は、以下のように多い。
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2006年1月に嘉手納基地所属のF15が
沖縄本島東約80キロの空域で訓練中に墜落
・
2002年に訓練中だった同基地のF15が
本島の南約100キロの海上に墜落
・
2008年9月に福岡県築城基地のF15が
山口県萩市沖で墜落
・
2011年7月に航空自衛隊那覇基地のF15が
沖縄本島沖で墜落
2012年7月に三沢基地のF16が
千島列島沖で墜落
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これだけ墜落が多いから扱いが小さいのか…。
どうも理解し難い状態だ。
特に4月28日のことを思うと、
沖縄での米軍機墜落は、
もっと深刻に真摯に受け止めるべきだ。
2)ジェネリック
昨日も言及した財務大臣の諮問機関である「財政制度等審
議会」が、
27日にまとめた報告書に次の事項も含まれているが、驚きだ。
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薬価の保険適用は後発医薬品(ジェネリック)の価格を上限とし、
先発品との差額は患者の自己負担とする
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ジェネリック医薬品は、
新しく開発した薬に比較し、開発コストが大幅に低い。
そのため価格が
(薬によって違いはあるが)、
新薬の2~7割に設定されている。
一般的には、長期間の服用が必要になる薬ほど、
当然だが、価格の違いが出てくるだろう。
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薬価への保険適用を
ジェネリックの価格を上限とするというが、
そんなことをしたら国民の負担増は相当なものだろう。
もちろんこの「差額」は、
保険適用後の差額なのか、
保険適用前の差額なのか、
それによって自己負担額は
数倍程度の差となるが、
いずれにしても大幅な負担だ。
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こうしたことが万が一適用され、
公的保険から除外された差額分を
民間医療保険で補えることになったら、
所得差による医療格差が生まれかねない状況になる。
新政権になって、
社会の弱い部分への
しわ寄せ懸念が高まっている。
先発薬と後発薬の薬価差を自己負担させるのではなく、
適切な診療を目指すことが先だと思うし、
ジェネリックの普及を図りたいのなら、
もっと正攻法で行うべきだ。
今日は都内で会合のため、
朝のうちに札幌から東京に向かう。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・5・29 Seiji Ohsaka
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こんにちは。
ジェネリック薬品を上限とし云々の話ですが、TPPの先取りfですね。
TPPを押し付けようとするアメリカの官民の意図は、日本がTPPに加入しなくとも
TPPを梃に圧力をかければ、米国の意向を忖度して勝手に制度を変えていくはず、
シメシメ。というところでしょうか。どちらに転んでも日本の人々は浮かばれない(苦笑)。
社会の問題でもありますが、一義的には政治の問題ですね。