徒然日記
6月12日 その2119『逢坂誠二の徒然日記』
都内は、空全体が厚い雲に覆われる朝を迎
えた。
少し遠くの建物が、霧で煙って、いつ雨が落ちてもおかしくない状態だ。
今の気温は19度。
日中も雲が多く、終日、雨がちの天候のようだ。
1)腱鞘炎
ここひと月あまり、
右腕の肘から下の部分に変な痛みを感じていた。
ところが徐々にその痛みが強まり、
最近では鞄も持てないし、
PCを持ち上げるのも苦痛になっていた。
詳しい方に相談すると
腱鞘炎かもしれないとのことで、
昨日、専門医の診察を受けた。
結果は、やはり腱鞘炎とのこと。
医師からは、
ゴルフ肘などと呼ばれるものとのことだが、
私は、ゴルフもテニスもしない。
何が原因か分からないが、
いつも持ち歩いている重い鞄が原因かもしれない。
医師からは、当面安静にして、
ものを持たないようにとの指示があった。
痛みが引くまでには、
結構な期間がかかるとのことだ。
治療法は、いくつかあるようだが、
医師曰く、安静が一番とのことだが、
そうも行かないのが現実だ。
結局、シップ薬などで対応することとした。
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手の指、
ヘベルデン結節の状態も診てもらった。
私も初めてレントゲン写真を見たところ、
確かに指の第一関節の骨が潰れている。
随分と病状が進行しているとのことだが、
こちらも推移を見守ることになった。
腱鞘炎もヘベルデン結節も、
定期的に診察をしてもらうことになりそうだ。
こうした痛みを抱えていると、
どうも心が晴れないが、
上手く付き合うしかないのだろう。
我慢、我慢。
2)TPP
TPP加入で日本の農業が世界一になる
と主張されている方の考え方を、
ある方に薦められて、以下など、
多少勉強させて頂いた。
====
・
日本の農業に関する議論は、
日本農業が弱いことを前提にしているが、
これはおかしい
・
農林水産省が発表する
日本のカロリーベース食料自給率は、
先進国の中でも最低の水準にある
・
しかし、農業生産額面で見ると、
日本は、中国・アメリカ合衆国・インド・ブラジルに次ぐ
世界5位の農業大国
・
食料安全保障は食料自給率の問題ではなく、
本来的にはリスクマネージメントの問題。
・
日本政府の自給率向上政策には
問題のすり替えがある
・
農産物売上が1000万円以上の経営者層に限れば
12万件、0.3%が
国民の購買・消費する食料の70%を生産・販売
・
日本の3分の一が農家世帯であった
1960年代と比べれば、100分の一
・農家の総生産額は
現在、2兆円だった当時の4倍、8兆円を超え、
単純計算で約300倍の能率向上を実現済
・
農家は現代ニッポンにおいて、
選りすぐりの超少数派・超エリート集団
・
農業界は1960年代からGATT、
80年代はAPEC、90年代はWTOウルグアイラウンド、
2000年に入ってドーハラウンド、FTAと
国際的で多面的な自由化交渉を長年、ウオッチしてきた
・
農業は、様々な分野の自由化の潮流を誰よりも感じ、
その波に乗ってこれまで成長してきた
・
日本が世界一の農業大国になる、
その「世界一」とは、
「農産物輸出額」と「農業投資収入」
・
なぜ日本が世界一になれるのか。
その実現のためにTPPルールによる関税撤廃が前提
・
適正品質、適正価格の食材が
世界中から輸入できるようになれば、
日本の食品産業の商品開発力・販売力は飛躍的に向上
・
「農業投資収入」面では、
グローバル化した農業の世界で
日本農家のノウハウ・技術力・経営力をトータルに示せる点で優れている
====
その方は、
以上のようなことを述べて、
日本の農業は世界一になれるし、
そのためにTPPに加入すべきとの考えのようだ。
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この農業に対する考え方が正しかったと仮定しても、
それがTPPに参加する理由になるのというのは
論理の飛躍ではないかと感ずる。
農産物の関税撤廃が、
日本農業世界一の条件だとするならば、
TPP以外の貿易交渉でも、
それは実現可能なことだろう。
もう少し勉強してみたい。
今日は、早朝の内に函館に移動し、
湯の川で街宣。
その後、函館市内で仕事を行い、
札幌経由で帯広に入り、小川参議集会で、
応援の挨拶をする予定だ。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・6・12 Seiji Ohsaka
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逢坂さん、腱鞘炎とのこと。お辛いですね。
お気持ちお察しいたします。
ストイックにPCを操っていた2年ほど前、
私も同様の症状になりました。
その時の対処としては、逢坂さんと同様でしたが
中々そうはできず。
その結果、ある分野のみですが
利き手と反対の手を使える様になりました。
お大事になさってください。