徒然日記

7月11日 その2148『逢坂誠二の徒然日記』





昨夕、苫小牧で開催された、

あいはらくみこさんの個人演説会で応援演説を行った。



その後、苫小牧で、

いつもお世話になっている私の小中学校の先輩や、

山岡達丸さんらと会食をした。



そのため、今日は苫小牧での朝だ。



苫小牧の空には雲が多いが、

日中は晴れ間が広がるようだ。



今の気温は18度、苫小牧の最高気温は23度、

函館は26度と予想されている。







1)TPP

15日からマレーシアでTPP参加国の交渉が始まる。



日本は、23日午後から参加し、

今回の交渉は25日には終了すると言う。



どう考えてもTPP及び、

その交渉は奇異なものだと思わざるを得ない。



先行して参加している各国が既に合意した事項は、

日本が参加しても覆すことはできない。



さらに交渉は非公開だし、

合意された事項も明らかにされない。



25日には、

これまでの交渉事項をまとめた

数千ページに及ぶ極文書の説明を日本側が受ける。



こんな交渉で、

本当に日本の主張を

明確に述べることができるのだろうか。



さらに交渉内容が明らかにされずに、

主権者である国民にどう判断しろと言うのだろうか。



TPPは、交渉段階から既に非民主的であり、

日本の主権を放棄したに等しい雰囲気が充満している。







2)農産物輸出

日本経済を元気にする方法の一つは、

新分野などを中心とする内需の拡大と

適切な外需の拡大だ。



ところで昨年の農産物の輸出額は、

約4,500億円だ。



安倍総理は、2020年までに、これを1兆円にし、

農業農村所得倍増(3兆円から6兆円)への

一助にしたいという。



しかし、良く考えると、

農産物輸出の大半は、加工品であり、

野菜やコメなどの輸出は3%程度の

133億円しかないのだ。



食料自給率が低いことが問題視されている我が国が、

農産物の輸出に力を入れることに、

純粋な違和感がある。

(もちろん食料自給率と輸出は、

必ずしも連動はしないのだが。)



さらに安倍総理のもの言いは、

いかにも野菜やコメの輸出が倍増するかの雰囲気に聞こえるが、

現実にはそうではない。



GNIといい、総理の発信は、

何を言っているのか十分に精査した上で、

聞かねばならない。







3)捻じれ

少し前のことになるが、

朝日新聞が6月29、30の両日に実施した世論調査によれば、

参議院比例区の投票先として、

自民党に投ずる人が44%との結果が出ている。





一方、

憲法96条改正反対は、47%

原発再稼働反対は53%。



自民党は、憲法96条改正推進だし、

原発再稼働も積極的に進める意向だ。



にもかかわらず、

自民党への投票が44%は矛盾だと感ずる。



私たちは、この国民意識のズレを、

十分に踏まえた活動をしなければならない。







4)半端ない

最近、気になっている言葉がある。



「半端ない」だ。



本来は、半端なことではない、だろうが、

最近は、結構な年齢の方まで、

「半端ない」を使う場面に遭遇する。



もちろん言葉は動いているのだから…、

そんな印象は持つが、ちょっと悩ましい。







今日は、一端函館に戻り、その後、

今金町で開催される、

佐々木隆博さんの個人演説会で応援演説を行う。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・7・11 Seiji Ohsaka

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