徒然日記
7月12日 その2149『逢坂誠二の徒然日記』
昨日は、今金町での
佐々木隆博参院候補の個人演説会で、
応援挨拶をした。
そのため帰宅は遅く、今朝は少々疲れ気味だ。
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今朝の函館は、
まだら模様の雲の向こうに青空が見える、
晴れとも、曇りとも言える天候だ。
今の気温は17度、
日中は25度の夏日の予報だ。
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北海道は、それほどでもないと言えるが、
日本列島は、昨日も高気圧に覆われ、
特に関東から九州にかけて猛烈な暑さとなった。
気象庁の全国927観測点のうち、
35度以上の猛暑日は140地点で今年最多となった。
30度以上の真夏日も544地点だ。
群馬県館林市では39・5度で今夏最高を記録している。
本州も今日も異常な暑さが続く。
1)忘却
3.11大震災の発生直後、
激しい大混乱の中で、
復旧復興への取り組みが進められ、
それは今も続いてる。
そんな阿鼻叫喚の中で、
この震災を忘れないことが大事だと指摘する方が、
少なからずいた。
あれほどの大震災を、忘れるはずがないと、
あの時点では感ずる方が多かっただろう。
しかしだ、あれからまだ二年しか経過してない。
それにも係わらず、我々はもう既に忘れていることが多いし、
社会の何かの力が、あえて国民に
あの大惨事を忘れさせようとしているかのような現実も多い。
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福島第一原発2号機の
海側観測井戸の地下水に異変が起きている。
1リットルあたり
3万3千ベクレルの放射性セシウムを検出し、
4日間で約100倍になった計算だ。
これについて、
海水に放射性物質が流れたとか、
土に吸着されて流れていないとか、
色々なことが言われているが、
いずれにしても唖然とせざるをえない。
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このニュースの扱いが
必ずしも大きくないことに
唖然とする。
汚染地下水は、
まったくコントロールできていな現状だろうに、
それがあたかも制御可能であるかのような
東電の言いぶりに唖然とする。
海水に漏れ出たとか、出ないとかを議論するくらいなら、
早速、海水や海底土のサンプルを採取し
放射線量を測定すれば良いが、
そんな動きにならないことに唖然とする。
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観測井戸の放射線量が、4日間で100倍になるとは、
それだけで、本来、大きなインパクトのある事実のはずだ。
しかし、それを小さく扱って、
福島の事故を多くの国民の記憶の彼方に
押しやろうとしているのだろうか。
そんなことを絶対にしてはいけないし、
私は忘れない。
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過日、今後の原子力について、
規制基準なるものが決定された。
あれはあれで重要なものだと思うが、
私たちは、大事なことを忘れている。
規制基準を議論すると同時に、
そもそも、これからも原子力発電を使い続けるのかのどうかという
根本議論をすっかり忘れている。
規制基準に適合し、
範囲の不確かな地元が合意すれば、
原子力を動かし続けることが前提であるかのような
雰囲気が充満している。
これはおかしいと感じなければならない。
私たちは、何を議論しなければならないのか、
それを忘れさせられているのだ。
私は、絶対に忘れない。
今日は、奥尻島に向かう。
奥尻のあの震災から20年の節目の式典が行われる。
私にとっても、色々な意味で、忘れらないな大惨事だ。
今日の式典には、数多くの政治家が出席するらしいが、
実際に奥尻には、何のゆかりもなく、
目立つ場所に、売名的に来るだけの方もいるのだろう。
そしてそれを、意味もなく煽るように報道する方々も。
私は、そんなものに惑わされずに、
奥尻の20年を振り返り、今後の奥尻を、
そして日本を考える敬虔な機会としたい。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2013・7・12 Seiji Ohsaka
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皆様のコメントを受け付けております。
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コメント同感です。あえて他者批判の必要はないかと。報道批判も要らないと思います。煽るように報道などは決してしていないはず。スペースを多くとる地元紙は、情報が詳しいゆえにそう思われるのかもしれませんが、そう考えている人は皆無だと思います。なお、原発を巡る根本的な議論がないことには同意見です。推進するにしろ縮小・撤退するにしろ決めるのは主権者。民主主義の原則に立ち返るべきです。そのためには自民だ、民主だではなく、党派を超え良質な政治の結集を希望します。
おはようございます。
今日の日記の文言について気になる事がありコメントしております。
『実際に奥尻には、何のゆかりもなく、
目立つ場所に、売名的に来るだけの方もいるのだろう。
そしてそれを、意味もなく煽るように報道する方々も。』
筆が滑ったのでしょうか、
逢坂さんらしくない表現だと思います。
確かに売名行為等で奥尻に来る人はいるでしょう。
でも、影響は微々たるもので、
逢坂さんが敢えてブログで取り上げる必要は無いと思います。
更にいうと、先程のブログの文言は、
ブログそのものの品格を陥れます。
逢坂さんのブログには、大局的観点からの発信を求めます。