徒然日記

8月17日 その2185『逢坂誠二の徒然日記』





全国的に相変わらず暑さが続いているが、

昨日の函館は、

時折、激しい雨の降る一日となった。



各地の花火大会で事故が発生している。



特に福知山の爆発事故では、

多くの負傷者が出た。



多くの方が集まるイベントのあり方を、

その際の火気、燃料のあり方を

再考せざるを得ない状態となっている。







1)21勝

楽天の田中将大投手が昨日、

今季17勝目を挙げ、

昨年8月26日からの連勝を21に伸ばし、

プロ野球新記録を樹立した。



「鉄腕」稲尾らの記録を塗り替えることになったが、

あまりにも凄過ぎる記録だ。



しかも田中は、全て先発勝利だ。



田中投手はまだまだ若い。



これに慢心することなく、

是非、さらに大きな投手になって貰いたいと思う。。







2)教育委員会制度

政府・与党は来年の通常国会に、

教育委員会の組織再編を柱とする

教育関連法案を提出するようだが、

これは相当に注意が必要な法案だ。



教育長は、

原則5人の教育委員から互選されているが、

これを首長が任免できるよう見直すのが柱だ。



戦前の反省などを踏まえ、

教育と政治には、一定の距離を置く狙いがあるのが、

現在の教育委員会制度だ。



今回の改正では、政治の主導性を強めることになる。



具体的には、議会の同意を前提に、

首長に教育長の任免権を与え、

新たに「教育行政の責任者」として教育長に権限を集中さる。



教育委員会は「教育事務のチェック」を行う監査機関と位置づける。



首長の関与を強め、教育委員会の役割を限定する。



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安倍総理の頭の中には、

時の政権の意向に沿う教育を行う…、

そんな体制を作りたいように見えるのだが、

これは相当に危険なことに感じられる。



安倍総理は、

今年4月の衆院予算委員会で、

愛国心を盛り込んだ教育基本法の

「精神が生かされていない」と現状に不満を示していた。



もちろん現在の教育委員会制度に問題がないわけではないが、

政治からの中立性を保持しながら、

様々な教育のあり方を考えることが本質だろう。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・8・17 Seiji Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. おはようございます。

    「決定する民主主義」、「ねじれ解消」のスローガンの大合唱の下、自民党は近年まれにみる大勢力を選挙で確保し、その選挙の後で某大物閣僚=政府首脳がナチスを例示し、「あの手口を学んだらどうかね」と言い出す。

    共産主義(社会主義)と国家主義という極端な思想や雰囲気が蔓延する中で、全体主義が産み落とされた過去が頭を過ります。
    行きつく終着駅は全権委任法?

    何となく気持ちが悪く、息苦しさが拭えないのは自分だけかと問うこの頃です。

  2. こんにちは。

    世の中一般に、教育長と教育委員会委員長との混線があるように
    思いますが…。

    それはともかく、教育委員会の事務の責任と権限を持つ教育長の
    候補者としての教育委員は、首長が選任権について影響力を持って
    いるので、すでに政治家の影響下にあると思います。

    自民党案はそれを法制度の中に明文化して取り込み、上から政治
    が教育内容を命じるための合法的な手段を提供するためですね?

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