徒然日記

8月18日 その2186『逢坂誠二の徒然日記』





八雲町内の函館線でのJR貨物の脱線は、

道内の旅客と貨物輸送に大きな影響を与えてる。



事故現場は、今月9日の雨でも不通となった箇所。



雨による脆弱性が明らかになっており、

早期の復旧と合わせて、

抜本的な脆弱性回避の取り組みが求められる。







1)ガソリン

福知山市での花火大会の爆発事故で、

被害に遭った女性が亡くなった。



心からご冥福をお祈りする。



今回の事故を通して、

社会全体のガソリンに対する認識の甘さを痛感している。



ニュースなどでも、ガソリンに引火したと報じているが、

ガソリンの場合は引火では、

爆発と表現した方がより現実に合致している。



灯油とは違い、

ガソリンは完全な爆発物との認識を持つべきだ。







2)日本は何処へ

昨年の衆院選挙、そして7月の参院選挙、

「日本をとりもどす」、「強い日本」など、

日本のことを物凄く考えているらしい自民党が大勝ちした。



しかし、私は以前から、

自民党は日本のことを本当に考えているのかどうか、

相当に怪しいと思っていた。



私が子どものころ、我が家に来る自民党の代議士は、

確かに地方や我々のことを気にしてくれていたような気がする。



そんなこともあり私も一時期、

政治と言えば自民党だろうと思った時期もあった。



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だが今、自民党は

本当に日本のことを考えているのだろうかと

疑問に思っている。



憲法改正、

集団的自衛権の容認、

TPPへの参加、

原子力政策の推進、

教育委員会制度の変更など、

これらは本当に日本のためのことなのか。



これらはどう考えても、日本のためではない。



これらによってプラスになるのは、

アメリカ…、なのではないか。



この場に書きたくはない言葉だが、

「売国奴」と、私もネット上で攻められることがある。



私ごときが、そんな言葉で攻められても屁でもないが、

本当の売国奴は誰なのか、

それは自民党なのではないのか、



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6月、TPPに反対する声の大きな街頭集会を踏まえ、

次のようにTwiitterとFacebookに書いた政治家がいたという。



「渋谷には本当に沢山の皆さんが集まって頂き感激しました。聴衆の中に左翼の
人達が入って来ていて、マイクと太鼓で憎しみ込めて(笑)がなって一生懸命演説
妨害してましたが、かえってみんなファイトが湧いて盛り上がりました。ありが
とう。前の方にいた子供に「うるさい」と一喝されてました。立派。彼らは恥ず
かしい大人の代表たちでした。」



通常、不特定多数の方が集まる街頭演説で、

聴衆の一部であったとしても、

その方々を「左翼」と断ずるような発言をすることは、

私にはあり得ない。



なぜならば左翼の定義は必ずしも明確なものではないし、

国家を愛する私としては、

国民を分断するようなそんな言葉は使いたくない。



さらに聴衆の皆さんに

「恥ずかしい大人」などとは、

口が裂けても言えない。



国家を、日本を本当に愛する方なら、

国民をまとめる方向とは間逆な、

こんな発言はできないはずだ。



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この書き込みをしたのは、

安倍総理自身だが、

私が総理ならこんなことはできない。



国民のことを、

日本のことを思えば思うほど、

さらに責任ある立場であればあるほど、

このような書き込みはできない。



総理の目は、自民党の目は、

本当にどこを向いているか…。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・8・18 Seiji Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 本当に今の安倍総理は大丈夫なのでしょうか?

    まるで子供が大人に成った感じで心配です。

  2. お疲れさまです。
    道南の大雨による被害は、函館~札幌間のJR運休
    高速道一部通行止め、浸水、土砂災害、
    取水制限等、農産物にも被害があるものと思います。
    また、桜島噴火や各地で人の命に結びつく
    被害や事故が多発しています。

    経済効果ばかりに目を向けている昨今、
    自然の脅威に教訓があるような気がします。

  3. TPPはアメリカのためではなく、アメリカの多国籍企業のためだと思います。米企業の労働分配率は趨勢的に低下を続けており、企業は配当や自社株買いなど株主への配分を増やしています。TPPを進めても、平均的なアメリカ人にはプラスにはならず、利益を得るのは株価上昇や配当増の恩恵を受ける大株主と、高額報酬をもらう経営者だけです。
    サッチャー・レーガン時代以来のむき出しの資本主義は、ベルリンの壁崩壊など社会主義陣営の事実上の消滅を経て、世界の大きな流れとなってきましたが、貧富の差が世界的に拡大し、既に途上国ではエジプト情勢に見られるように社会が不安定化しています。サッチャー・レーガン主義、新自由主義に代わる新たな経済秩序が必要であり、それが世界的に広がり始める時期が近付いていると思います。落ち目の民主党ですが、こうした時代の流れに即した新たな旗を立てることができれば、再生できるのではないでしょうか。

    あと、憲法改正で戦前復帰を目指すような動きも、米国は歓迎しないと思います。安倍首相の憲法改正にかける執念は、祖父・岸信介氏の念願を果たしたいというのが動機なのではないでしょうか。

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