徒然日記

9月23日 その2223『逢坂誠二の徒然日記』





今日が祝日であることを忘れて、

朝の街宣に出る気持ちでいた。



ところが今日は、秋分の日、国民の祝日だ。



もちろん休日も街宣を行うが、

休みの日の朝の街宣は、

色々な都合があって控えさせて頂いている。



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連休最終日の今日も、

全国的に天候は悪くない。



しかし北海道は、

最低気温一桁のところも多い。



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秋分の日は、

国民の祝日に関する法律第2条に、

「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」

との記載がある。



今日一日、

私も多くの皆さんに思いをはせつつ、

過ごしたいと思う。







1)秋のイベント

昨日は、

南茅部で開催された「縄文まつり」や

旭ヶ岡の家の「ソレイユ祭」など、

市内の秋の恒例イベントに参加した。



今年も多くの皆さんにご挨拶をさせて頂いたが、

「縄文まつり」は、朝早かったせいもあり、

参加者の皆さんが少なめだったのが残念。



「ソレイユ祭」は、昨年のクリスマスに亡くなった

グロード神父さんの追悼も兼ねている。



私も施設の中を、ゆっくりと見て回り、

グロード神父さんのことを思いだし、

改めての祈りを捧げさせて頂いた。







2)廃炉費用

昨日の日記で、原子力発電所に関する

会計制度が変更される可能性があることに言及した。



それを調べているうちに、

どうも気になる事実が発生した。



電力会社は、

「原子力発電施設解体引当金に関する省令」に基づいて、

原発の解体費用を引き当てている。



その引当の範囲、

どの費用まで引き当てる義務があるのかが、

どうもハッキリしない。



いくら条文を読んでも明確ではないし、

経産省関連の資料をひっくり返してみても良く分からない。



どんなに引当金を積もうとも、

その積算の根拠、引き当ての範囲が適当ならば、

その引当金は適切なものとは言えない。



この点、少し詳細に調べてみたいと思う。







3)JR北海道

やはりというほかはないのだが、

JR北海道を利用していて、

揺れの酷さが気になることがしばしばあった。



スラブ軌道よりも安定性の低い、

バラスト軌道であったにしても酷過ぎると思ったことが、

幾度もあった。



結果的に、異常放置したのは、97カ所だ。



そのうち、本線で放置されたレール異常は49カ所。



宗谷線や室蘭線、函館線など全道に及び、

特急列車が最高速度130キロで走行する区間も含まれている。



異常はレール幅が許容値を超えて広がっていただけではなく、

左右のレールの高低差、

ねじれなどの許容値超過もあったという。



JR北海道には、車両のみならず、

軌道の保守点検面でも

異常ともいえる課題があることが明らかとなってしまった。



とにかく総力をあげて

これらの問題に対応して貰いたい。







4)半沢直樹

高い視聴率を誇っていた

連続TVドラマ「半沢直樹」が、

昨夜で終了した。



主人公の半沢直樹が、

銀行内などの理不尽な現状を目の前にして、

怒りを燃やしつつ復讐と世直しの「倍返し」をする。



胸のすくようなシーンが多い。



何かと閉塞感の漂う日々の生活だが、

秋晴れのように分かり易い勧善懲悪が心地よい。



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原作者の池井戸潤さんは「下町ロケット」など、

私の好きな作品も多い。



TVドラマの人気が上がるのは嬉しいことだが、

今後の池井戸作品が陳腐化しないか、

ちょっと心配だ。







昨日のこの日記の節目、「2222」回に対し、

多くの方から激励のメッセージを頂いた。



感謝、感謝。





さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・9・23 Seiji Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 一昨日、経済紙について書かれていましたが、経済は大企業だけのものではなく、中小企業も農水産業も個人の家計も経済であるはずです。

    もっと大きく見ると、産業革命のころの資本主義の行き過ぎを正す対案の一つとして社会主義が考案されたけれど、ソ連・東欧経済がうまくいかず失敗しました。でも資本主義も、労働時間や児童労働への規制や様々な安全規制、失業保険などの社会保障政策などによってその行き過ぎが修正されてきました。残念なのは、ソ連・東欧経済の行き詰まりが鮮明になったころから、いわゆるサッチャー・レーガン主義で、資本の論理を前面に出す政策が大きな流れになっていることです。
    日本で見れば、国鉄は資本主義経済の中での社会主義的な要素でしたが、不効率だったのでJRへと改革されました。そのこと自体は肯定的に評価すべきだと思いますが、北海道だけでなく、西日本の福知山線事故のように、安全規制が不徹底になるという問題が生じているのだと思います。東電にしても、別に事故を起こしてもよいと思っていたわけではないはずです。

    市場経済でよいのですが、市場の失敗をどう正すのか。資本の論理の行き過ぎをどう規制するのか。そうした視野で日本だけでなく、多くの国の国民が考えるようになれば、TPPを推進するとか、法人税の国際的な減税競争をしようとかといった議論はなくなると思うのですが。

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