徒然日記

9月29日 その2229『逢坂誠二の徒然日記』





昨日は、函館市内の

色々なイベントにお邪魔させて頂いた。



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今日は、函館ハーフマラソンの開催日だ。



朝の天候は雲が多めだが、

徐々に晴れ間が広がるとの予報が出ている。



予想最高気温は22度。



ランナーの皆さんには、

もう少し低い方が良いかもしれない。







1)山崎夏生さん

昨日、2010年まで、プロ野球の審判を務めた、

山崎夏生さんの講演を聞いた。



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山崎さんは、1955年新潟県生まれ、北大文学部を卒業後、

日刊スポーツに入社する。



配属部署は、望んだ野球記者ではなく販売局。



結局、野球への熱い思いを捨て切れず、

プロ野球の審判なることを決意して退社。



しかし、プロ野球の審判になれるのは、

プロ選手経験者などごく、一部の方のみだという。



山崎さんのように未経験者が審判になる道はほとんどない。



そこを様々な努力で乗り越え、

結局は、定年となる55歳まで、

プロの審判を務めた。



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昨日は、

こうした自分の審判になるまでの苦労話や、

プロ野球の逸話なども含め、

ユーモアたっぷりに、さらに情熱一杯に話された。



私が山崎さんを知るきっかけになったは、

山崎さんの著書を読んだことだ。




『プロ野球審判 ジャッジの舞台裏』(北海道新聞社)




この本、実に興味深い。



野球といえば、選手や監督ばかりに目が行くが、

この本を読むと、野球を観る楽しみが広がる。



さらに山崎さんの生きざまに、ある種の感動を覚える。



本の感想をネットに書き込んだことが切っ掛けとなって、

山崎さんと、多少のやり取りをすることになった。



そんなこともあって、昨日の講演会は、物凄く楽しみにしていた。



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山崎さんは、身長183センチと体も声もデカイ。



プロテクターなど身に付けた審判姿で登場した。



プロ野球の審判を、こんな間近で見るのは初めてだ。



大声で「プレイボール」と声を出して、講演が始まる。



30年近くもプロの審判を務めてきた方の所作はカッコいい。



講演も予想をはるかに上回る、充実した内容だ。



冗談あり、審判の実技あり、

そして時には、

目頭が熱くなるような心揺さぶる場面もある。



立て板に水が流れるような話し方ではない。



どちらかと言えば不器用な話し方だ。



だがそれも味がある。



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生きるとは何か、仕事とは何か、

色々な示唆に富む、見事な講演だった。



多くの方に、山崎さんの話を聞いてもらいたいし、

山崎さんの著書を読んでもらいたい。







今日も、地元の色々なイベントに参加予定だ。



さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・9・29 Seiji Ohsaka

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. おはようございます。今朝おおさか先生のブログを拝見させて頂きました。山崎夏生さんの本は僕も持っていますが、おおさか先生おっしゃったように実に奥深さがあってわずか一日で読破してしまうほどでした。山崎さんご本人のサインも頂きました。ぜひいつかお二人にお会い出来る事を楽しみにしております。

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