徒然日記
10月20日 その2250『逢坂誠二の徒然日記』
ミュンヘンの朝だ。
朝7時だがまだ真っ暗だ。
====
結局18日夜の、JFKからデュッセルドルフへの飛行機は、
離陸が二時間近くも遅れてしまった。
デュッセルドルフからミュンヘンへの移動フライトは、
その遅れを見越し、予定より一便遅らせた結果、
ギリギリではあったが何とか乗り継ぐことができた。
今回の遅れについて、
搭乗ゲートの前で待っていても、
ただの一度もアナウンスは無かったし、
当然、遅延の理由の説明もない。
変更後の出発予定時刻が掲示板に掲載されるのみだ。
いつも日本国内で、係員の皆さんの丁寧な説明を思うと、
なかなか信じ難い対応だ。
ミュンヘン到着は、
予定よりも4時間近くも後になってしまった。
====
一昨日から昨日は、こんな移動で、
結局24時間近く、ほとんど眠ることができなかった。
そのため昨夜から今朝にかけては、
十分な睡眠というよりは、爆睡した。
おかげで今朝はスッキリだ。
====
今のミュンヘンの気温は11度くらい。
日中は20度、晴れ時々雨の予報が出ている。
1)太陽パネル
デュッセルドルフからミュンヘンまでのフライト中、
飛行機の窓に顔を貼りつけて、
地上を見ていた。
ドイツの農地は、実に綺麗だ。
区画整理された直線的なものではなく、
自然のうねりに沿った柔らかなものだ。
森林の少ない地域もあるが、
全体的には極めて森林残存率の高い、
日本のゴルフ場のようにも見える。
こんな土地のあちこちに発電用風車が立っている。
大規模な風車団地ではなく、
目のつくところあちらこちらに風車だ。
以前とは、随分違った印象だ。
====
ドイツの農家など郊外の家の屋根は
赤や赤みをおびたレンガ色が多い。
その家々の屋根には、
太陽光パネルが実に多く目につく。
地上の大規模なパネル団地も目につくが、
一般住宅や納屋、倉庫などのパネルが実に多い。
大雑把に見積もって、建物全体の20%程度の屋根に
パネルが上がっているかもしれない。
さらにバイオマスの発酵槽も目につく。
====
ドイツ上空から見ても、
再生可能エネルギーへの取り組みが良く分かる。
2)Sバーン
昨日、ミュンヘン空港到着後は、
Sバーンで市内中心部に来た。
最後のSバーン利用は、
8年ほど前だったかもしれないが、
駅舎が綺麗になったところが多い。
さらに車両が揺れず、加速が良くなった印象だ。
たぶん線路の整備も進んだものと思う。
Sバーンのバージョンアップに驚いた。
今日からバイエルン州を歩き回る。
さあ今日も、しっかりと前進します。
=============
2013・10・20 Seiji Ohsaka
=============
マグマグの送信登録・解除はこちらです。
http://www.ohsaka.jp/magazin/