徒然日記

11月2日 その2263『逢坂誠二の徒然日記』





11月に入り、

全国的に寒さが募った感じがする。



一方今年の10月は、高温傾向だった。



全国各地では、10月の月平均気温が、

統計開始以来1番高い気温となるところが多いようだ。



しかし気温の高い10月から一転、

11月は季節の進みが加速しそうだという。



私も気温の変化に気をつけねばならない。







1)特定秘密…

岡田広内閣府副大臣が、1日の衆院特別委員会で、

安全保障に関する重要事項として、

TPPも指定することもあり得ると答弁している。



これまでの政府答弁を変更した。



これに対し、菅官房長官も、



「安全保障の言葉の意味は時代によって変わってくる。

個別具体のテーマは、時々の情勢を判断しながら、

国家安全保障との関連性で審議する」



と答弁した。



この答弁では、

安全保障の範囲が、政府の恣意的な判断によって

広がる可能性がある。



そなれば、特定秘密の範囲は際限なく広がってしまう。



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特定秘密保護法案担当の森雅子大臣も、

昨日の記者会見で、



「(原発に関する)警察の警備実施状況は

特定秘密に指定され得る」



と述べている。



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法案成立前から、

特定秘密の概念が

どんどん広げられる懸念が高まっている。



既存の法律に規定された、

公務員の守秘義務との関係もどうも曖昧だ。



現状のままでこんな法案を成立させてしまうと、

日本はとんでもない国家になり兼ねない。



国家機密を守ることは大事なことだが、

そのあり方、範囲など、

もっともっと時間をかけて十分に議論する必要がある。



特に日本では

「情報や公文書など」の定義が曖昧だと感じており、

この点は、日常的に常に継続して議論する仕組み作りが大事だ。







2)電子機器

31日、アメリカ航空当局が、

国内の航空会社の旅客機の中で

乗客が離着陸時に電子機器の使用を認める方針を発表した。



現在、日本でもアメリカでも、

旅客機離着陸の際には、

電子機器の電源を切ることが求められている。



FAAは、こうした電子機器が

旅客機安全運航に支障をきたすおそれはないとして、

離着陸時の使用を認めることを決めた。



ただし、

携帯電話で電話をかけるなど、

電波を発する行為は引き続き禁止される。



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電子機器の利用制限について、

私はその根拠が良く分からなかった。



逆に今回の利用制限解除の根拠も良く分からない。



制限するにしても、制限を解除するにしても、

電波を発しない電子機器と航空機の関係を

明らかにする必要がある。







さあ今日も、しっかりと前進します。

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     2013・11・2 Seiji Ohsaka

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