徒然日記

12月2日 その2293『逢坂誠二の徒然日記』


昨夜、札幌で会合があったため、
昨夕、空路で札幌入りした。

師走に入り、函館も札幌も、極めて寒い。

気温の低さ以上に、体感温度の低さを感ずる。

昨日の美原での街宣も、
金属のマイクを持つ手が寒さで麻痺し、
演説終了後は、
モノを持てないほどの状態だった。

コートの着用は当然だが、
そろそろ手袋も準備しなければならない。

1)特定秘密保護法案
昨日も、函館市議、道議、
仲間の議員の皆さんと函館市内で街宣を行った。

テーマは、もちろん特定秘密保護法案の廃案だ。

三権分立突き崩し、国民主権を蔑ろにし、
民主主義を崩壊させる、極めて劣悪な法案は、
絶対に廃案にしなければならない。

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あの法案の中身が相当問題である以前に、
日本社会では情報に対する基盤が未成熟だ。

そもそも情報をどう位置付けるかという、
民主主義社会の原動力たる情報に対する認識、
社会全体の意識の共有が全くできていない。
(これは、過去、そして現在の為政者の責任だ。)

情報に対する共通意識を醸成しつつ、
情報に対する基本法制、
公文書管理法、
情報公開法、
個人情報保護法などの法制を再整備し、
さらに公文書館などの実務を司る役所や窓口の整備を行うこと。

その中で、秘密がどうあるべきかを考えねばならない。

秘密だけを先行させると、
社会に情報を適切に流すという、
当り前の民主主義の基礎要素が失われてしまう。

こうしたことを十分に考える必要がある。

これをやらずに、今のような法案を何度提出しても、
廃案にせざるを得ないのだ。

まずこれが大前提だ。

そのことを認識した上で、
特定秘密保護法案の問題点を、
思いつくままに列挙する。

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秘密の範囲が曖昧


秘密の適正さをチェックできない


永遠に秘密になる可能性がある


秘密に対して、司法、立法ともに口を出せない
(行政権力が強大になる→三権分立の崩壊)


国民の表現の自由を脅かす懸念
(優先的人権を阻害するのは民主主義の崩壊)


罪に陥れられてもその根拠が明示されない。
(裁判では明確な根拠をもって自己の正当性を主張できない)


国会議員も処罰対象であり、
政権に不都合な人物を抹殺できる可能性


一般の人が特定秘密の漏えいを共謀、そそのかし、扇動した場合、
実際に情報が漏れなくても罪になる
(悪意の自白によって、誰しもが罪に陥れられる可能性がある)


総理が行政権に対する第三者になれるはずがない


5年間秘密指定をしない行政機関の
秘密指定権なくなるという規定は非現実的


日本における情報の位置づけ、意味などを十分に議論しないで、
単に秘密だけを議論するのは木を見て、森を見ない議論になる


情報とは何か、情報公開はどうあるべきか、
公文書管理はどうあるべきか、
個人情報保護はどうあるべきかなどを
徹底的に議論する中で秘密のありようを考えねばならない


秘密だけが先行議論されるのは、
情報公開を阻害し、極めて危険

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こんなことを含め、とにかく今回の法案は問題だらけだ。

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今国会も、今日12月2日を含め
残すところあと5日間。

よもやこんな短期間で、
この法案を成立させることはないと信じたいが、
今の安倍政権には狂気さえも感ずる。

とにかく廃案に持ち込むしかないのだ。

秋に入ってからの街宣では、
常に特定秘密保護法案の問題点に言及した。

市民の皆さんも当初はあまり関心を示さなかったが、
最近は、「頑張って」と握手を求めて、
駆け寄ってくださる皆さんもいる。

時間をかけて説明すれば、
多くの方々に、
この法案の酷さが理解頂けるものと思う。

廃案に追い込むための鍵は、国民の声だ。

多くの皆さんに、政府与党、官邸に向かって、
廃案の狼煙を上げて頂きたい。

さあ今日も、しっかりと前進します。

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        2013・12・2
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