徒然日記

12月29日 その2320『逢坂誠二の徒然日記』





夜明け前の函館は、
弱い雪が降っている。

朝の気温は、氷点下4度程度。

終日、雪模様となる見込みだ。

1)振り返って
年の瀬を迎え、今年一年を反芻している。

10月、11月、
二度にわたりアメリカ、ドイツを訪問した。

この訪問は、私にとって本当に大きな財産となった。

10日あまりにわたるアメリカ滞在は、
これまでにあまり感ずることのなかったアメリカの姿を
垣間見ることができた。

ドイツ政府からの招待も含めドイツには2度訪問した。

原子力依存社会から脱却して、
エネルギーシフトに向かうドイツの力強い決意、
具体的な取り組みを目の当たりにした。

日本も同様のことができるはずなのだが、
国民的議論と中長期的戦略に格段の差がある。

日本が何をすべきなのか、
私が何をすべきなのか、
多くのことを教えて頂いた、
実り多いアメリカ、ドイツ訪問だった。

2)暴走
年末になって
安倍政権の暴走に一気に拍車がかかった。

特定秘密保護法の強行的な採決、
平和主義の大転換、
国民主権から国家主義への転換、
教育への政治介入の強化、
自主自律的な自治から国家主導の自治へ、
独善的な外交、
こんな危機を感じている。

逢坂さん、それは深刻に考えすぎだ
と感ずる方もいるかもしれない。

私には、そうは思われない。

これらが進んだ結果、
日本の民主主義が大きく後退することになる。

画一的な価値観に統合され考えない国民、
考えさせない政府・・・、
こうした方向が強まるものと思われる。

政治家は、
国民が満足する政策を打ち出すことだけでは、
十分ではない。

国民の進化、それを考えない政治家は、
政治家たりえない。

安倍政治は、
国民の進化を考えているとは思われない。

昨夜、世話になっている会社の忘年会に招かれ、
社員の皆さんと一緒に
楽しい時間を共有させて頂いた。

何ともアットホームな感じで、
いつもとは違った時間を過ごすことができ、
非常に安らかな気分になっている。

一方で、昨日の挨拶回りの最中に、
階段でつまづき手を着いた際に、
指の関節を
変な方向に押し付ける格好になってしまった。

今朝になってその部分が腫れ、痛みがある。

こっちは、ちょっとブルーな朝だ。

今日も、しっかりと前進します。

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        2013・12・29
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