徒然日記

6月8日 その1414『逢坂誠二の徒然日記』



都内は雲の多い朝になっています。

街全体に霧…、靄がかかっています。

今の気温は18度、日中は24度まで上がる見込みです。

雨が落ちてくるような雰囲気もあります。

1)大連立
民主党と自民党などとの大連立論が急浮上しています。

日本の難局に与野党が一致して立ち向かうために、
さらに国会での重要法案の審議を円滑に進めるために、
いくつかの理由で、大連立は意味があると思われます。

しかし、その前提は、政策の方向性の大きなすり合わせです。

この政策のすり合わせがなければ、
大連立後、早晩、瓦解すると思われます。

・原子力政策
・政府のあり方やセーフティネット
・外交戦略

上記のような点について、大きな方向が揃っていなければ、
大連立が、当面の案件処理だけに終わってしまいます。

さらに言うならば、
この政策の大きなすり合わせの前提ためには、
我が党内の政策議論が必須です。

すなわち、
党内マネージメントがしっかりしていなければ、
大連立は意味がありません。

党内議論や党内民主主義が揺らぐようであれば、
単に他党に利用されるだけの大連立となり、
最終的には国民に不利益が及ぶと考えています。

またそれぞれの議員の選挙区事情を考えると
大連立への道のりは、平たんではありません。

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菅総理早期退陣意向が伝えられています。

そうなると代表選挙です。

今回の選挙は、国会議員だけではなく、
党員、サポーターも含む、
大きな枠組みで実施すべきです。

我が党に心を寄せる、
多くの皆様の判断を得て、
次の道を決定すべきです。

2)100,000年後の安全
先日、前から期待していた
映画『100,000年後の安全』を見る機会に恵まれました。

http://www.uplink.co.jp/100000/

期待通り多くの方に、
原発について問題意識を持って頂くために、
良い映画と感じました。

映像では、未来の地球人が、
地下貯蔵施設を開けないことが、
後段の議論の力点となっていましたが、
地下貯蔵施設建設と貯蔵の困難さや
なぜその困難を押してでも
地下貯蔵をしなければならないのか等について、
もっと時間を割いて頂くと、
今の日本の問題意識により合致したものと思います。

いずれにしても多くの方々に見て頂きたい映画です。

3)北海道市長会
昨朝、北海道市長会の皆さんとの朝食懇談会が、
都内で開催されました。

私は、その後の税調4大臣会合に出席するため、
中座せざるを得ませんでしたが、
途中までとはいえ、色々な意見を伺うことができ、
有意義な朝の時間となりました。

私から、地方財政、地方行政、地域主権改革など、
所管事項について話をさせて頂きました。

4)税制調査会
昨日から政府税調の議論が再開され、
税と社会保障についての議論が本格化しました。

20日頃までに結論を出すというのが、
官房長官の意向であると説明を受け議論がスタートしましたが、
あまりにも時間がなさ過ぎます。

まず集中検討会議から出されたたたき台への、
税調メンバーの理解がまったく深まっていません。

したがって議論以前の雰囲気を感じました。

また社会保障の多くを担う
自治体意見を反映する作業も未着手です。

今後、国民理解を得るために、
分かりやすく丁寧な議論が必要になってきます。

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本日、衆院内閣委員会で
改正NPO法案が審議される見込みとなっています。

長く待ち望んだ法案が、
いよいよ具体化に向かって動き出します。

さあ今日もしっかりと前進します。
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   2011・6・8 Seiji
Ohsaka

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