徒然日記

6月15日 その1421『逢坂誠二の徒然日記』



今日も雲の多い朝を迎えていますが、
雨は降っていません。

終日の曇りの予報で、
予想最高気温は24程度です。

1)新しい税制
昨日、参院内閣委員会で、
特定非営利活動促進法の一部を改正する法案に対する質疑後、
全会一致で可決され、
今日の参院本会議で成立する見込みです。

私も担当政務官として答弁に立ちました。

この法案と、今後、議論予定の税法が成立すれば、
NPO法人に対する寄付の促進につながる
新しい税制がスタートします。

== 今回改正の主な内容 ==

【特定非営利活動法人(NPO法人)制度の改正】


NPO法人の活動分野に「観光の振興を図る活動」
「農山漁村及び中山間地域の振興を図る活動」
「都道府県・政令市の条例で定める活動」3分野を追加


認証は内閣府から主たる事務所の都道府県・政令市に移管


会計書類を「収支計算書」から「活動計算書」に変更


解散公告回数を削減し、
届出事項を追加するなど認証の柔軟化・簡素化


情報開示の促進

【認定NPO法人制度の改正】

・新たな認定制度をNPO法に盛り込む


認定機関を国税庁から都道府県・政令市へ移管


パブリック・サポート・テスト(PST)に従来の相対基準に加え、
絶対基準及び条例個別指定制度を導入し、認定基準の緩和


設立初期支援のため、PST要件以外の要件を満たす場合の
「仮認定制度」の導入(施行後3年に限りは全てのNPO法人も対象)

・インターネットを通じた情報開示を進める

【その他】


施行期日は来年4月1日


特定非営利活動法人という名称についての検討条項


別途税法改正の成立により
寄付金額の50%(所得税40%・地方税10%)までの
税額控除が受けられる

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上記が主な内容ですが、
これら関連法の成立で、
日本の市民活動が大きく変化し、
「公」の担い手が多様化することが期待されます。

今回の法改正に当たっては、
昨年の新しい公共円卓会議に始まって、
税調、NPO関係者、自治体関係者、
与野党の皆さんなど、多くの関係者の様々な努力が、
背景にあります。

全ての皆様に心から感謝申し上げます。

2)現実的に
会期末が迫っていますが、
会期延長の方向が見えません。

復興特区、復興一括交付金などを
早急に実施しなければなりません。

税法改正、総合特区法案など、
私が担当する幾つかの法案も積み残しとなっており、
早期の成立が求められています。

税と社会保障の一体改革関し、
社会保障の大きな担い手である自治体との
関係が十分に整理されておらず、
これも急務の課題です。

とにかくやるべきことが山積しています。

与野党で、不毛な争いをしている場合ではなく、
与野党の一致点を見い出して、
一つでも多くの結果を出すことが重要です。

国民には非現実的に映る永田町独特の空論から脱却し、
会期延長、さらに補正予算などに
全力を傾注すべき時期です。

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今日も予定がギッシリ詰まっています。

最近、疲れやすいなぁと感じていましたが、
良く考えてみると、それも当然です。

昔の自分の生活に比べると、
早朝から夜遅くまで、
食事、散歩、入浴、トイレ、睡眠以外の時間は、
ほぼ仕事に充てられています。

読書なども仕事関連が中心です。

気を抜くことのできない状況なのは当然ですが、
全体のバランスにも配慮した
時間の割り振りをしなければなりません。

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明日の夜明け間近、月食となります。
最近は雲が多いため、
観望は難しいかもしれません。

さあ今日もしっかりと前進します。
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   2011・6・15 Seiji
Ohsaka

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