徒然日記

5月6日 その2448『逢坂誠二の徒然日記』





昨日も函館市内の挨拶回りに歩いている。

市内街宣も3か所で実施したが、
多くの皆さんからご声援を頂き心から感謝している。

今日から都内で、
対応すべき案件があり、昨夕、上京した。

1)渡辺淳一さん
直木賞作家の渡辺淳一さんが亡くなった。

北海道出身者には、渡辺さんは特別な存在だろう。

私は、最近の作品は全く読んでいないが、

「死化粧」、「白い宴」、「光と影」、「廃礦にて」、
「花埋み」、「阿寒に果つ」、「リラ冷えの街」など、

初期の作品は随分と読ませて頂いた。

上砂川出身で、札医大卒業。

道内で、医師として勤務をしながら小説を書いていたこともあり、
初期の作品の舞台は、大半が北海道だった。

今も、数多くの小説に描かれた場面が鮮やかに脳裏を過る。

最後に読んだのは、「遠き落日」だったと思う。

それ以降、なぜか渡辺さんの作品を手にすることはなかった。

特に時折、テレビなどに出演している姿を目にしても、
横目で眺める程度だった。

初期の頃と作風が変わったと感じたからだろうか、
その理由はハッキリしないが、なぜか疎遠になってしまった。

しかしもちろん、私の心の中に大きな存在となっていることは事実だ。

特に今は、萩野吟子のことを描いた「花埋み」の印象は深い。

合掌。

2)無人攻撃機
無人攻撃機は、標的を明確にして、
ピンポイントで殺戮することができると言われている。

標的を明確にするための情報入手のために、
相当に厳しい情報争奪戦が繰り広げられている。

そのため本来仲の良かった者同士が、
情報を漏らした、漏らさないと疑心暗鬼になって仲違いをしたり、
そもそも敵対関係にある者同士の溝が深まることもあるという。

特定の人を、少ない兵力、民間人への少ない被害で
ピンポイントで殺戮するというのが触れ込みだが、
全く関係のない方を巻き込んだり、
殺戮対象を誤るということもあるらしい。

イラク、イエメン、ジプチ、アフガニスタン、パキスタンなどで
無人攻撃機が使われているというが、
それらはアメリカ本国から遠隔操作されている。

攻撃する側が完全に安全な場所にいて、
スクリーンを見ながら殺戮するという、
背筋が凍るような風景だ。

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無人攻撃機による殺戮は、
大量の兵力を動員していないため、
戦争には見えないが、
やっていることは戦争そのものだ。

イエメンとパキスタンでの
無人攻撃機による死者は、
2900〜4500名程度といわれているが、
このうち民間人は、330人から400人程度らしい。

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昨年12月17日に閣議決定された中期防衛力整備計画で、
日本も「無人偵察機」を購入することが決められた。

日本もいずれは攻撃機を購入する日が来るのだろうか。

何とも心が重い。

GWも最終日だ。

心を引き締めて進まねばならない。

今日も、しっかりと前進します。

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        2014・5・6
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