徒然日記

6月3日 その2476『逢坂誠二の徒然日記』





函館は今日も、明るい朝を迎えた。

全国的に気温の高い状態が続いているが、
今日、全国で最も気温が高くなるのは北見市。

北見の最高気温はなんと35度と予想されている。

函館の予想最高気温は26度だ。

1)にわとりクラブ
一昨日、札幌市内で開催された
障がい児の積極的な活動を支援するNPO「にわとりクラブ」の
15周年記念イベントに参加した。

午後にはトークショーで、私も多少話しもさせて頂いた。

この日のキーワードは二つ、
「思い込み」と「有識者」だった。

障がい児には、
できない、やれないとの思い込みがある。

だがしかし、実際にやってみる、やらせてみると、
その思い込みを乗り越えていろいろなことがやれる。

逆に障がいがあることによって、
特別な力が引き出されることもある。

だから思い込みを乗り越えて、
いろいろなことに取り組もう、
そんなことが数多く話された。

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「有識者」と言えば、
ある分野につていの専門家的なイメージがあるが、
実はこれが曲者だ。

必ずしも障がい者の現実を知らず、
理論や理屈だけで、障がい者のことを語りがちだ。

その結果、障がい児の将来について、
否定的な見解ばかりが並ぶことになる。

こうなれば親も周囲のみんなも、暗くなりがちだ。

だが現実は違う。

有識者の声にも惑わされず、
可能性を信じていろいろなことやれば、
有識者の見解と違う結果になることが多い。

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実は、この「思い込み」と「有識者」問題は、
障がい児だけのことではなく、
地域づくりや教育など多くの分野に共通している。

とかく人は、否定的な見解を持ちがちだ。

できない、やれない。

そして有識者の見解が、その否定にさらに拍車をかける。

ところが、有識者の声を惑わされず、
現場の実態をキチンと把握し、
思い込みを脱して取り組めば、
ものごとが良い方向に進むことが多いのだ。

私もそうした場面をいくつも体験している。

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一昨日の「にわとりクラブ」15周年のイベントでは、
「思い込み」と「有識者」をはじめとして、
多くの気づきがあった。

これからも「にわとりクラブ」や「いけまぜ」をはじめ、
障がい児の多くの取り組みを応援したい。

高橋義男先生、加藤久実子さんなど、
お世話になった皆さんに心から感謝したい。

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にわとりクラブのfacebookページ:
https://www.facebook.com/niwatoriclub?fref=photo

今日も、しっかりと前進します。

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        2014・6・3
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