徒然日記

6月5日 その2478『逢坂誠二の徒然日記』





函館は、ここ数日に比較し、多少雲のある
朝となった。

朝の気温は13度程度。

日中は20度を少し上回る程度の気温になるようだ。

雨の予報はないが、
農家の皆さんは、雨を望んでいる。

1)耕雲塾
耕雲塾(第1回)開催が迫ってきた。

どなたでも予約なしで、
ワンコイン500円で参加できる。

なお塾生に登録された方は、
参加費は無料になる。

塾生となれば、
非公開の勉強会にも無料で参加可能となる。

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日 時:
6月7日(土)16:00~18:00

会 場:
函館パークホテル(新川町29-15)

講 師:山﨑文雄先生
(北海道大学名誉教授、
 北海道国際交流センター代表理事、
 南北海道学術振興財団理事長)

テーマ:生き物から学ぶ「競争から共生へ」

会 費:500円(塾生は無料)

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https://ohsaka.jp/article-8518.html

2)議論を急ぐな
一昨日、福島町での出来事だ。

「逢坂さん、結論をなぜ急ぐの」

「なぜ今年なの、こんな大事なことなのになぜもっと時間をかけて議論しない
の」

「私が死んでも、もっともっと議論していい問題でしょ」

「なぜみんな騒がないの」

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65歳だという女性が私にすがるように訴える。

安倍総理が、
集団的自衛権行使に対する結論を
急いでいることを止めて欲しいという。

まったく同感だ。

日本の平和に関する方針の大転換であるにも関わらず、
総理は数の力に任せて、結論を急いでいる。

総理の目指すことによって、
日本が、どんな状況になるのか、
そうしたことを多くの国民は想定していない。

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総理は、あえて無理をして危機的な状況を設定し、
それに備えるためには、
集団的自衛権の行使が必要だと、脅迫するように迫る。

だが集団的自衛権行使容認の結果、
高まるであろうリスク、弊害については何の議論もない。

日本は武器の輸出を開始する。

その上で、集団的自衛権行使し、
さらに戦闘地域での活動にも関与することになれば、
平時の日本に対する例えばテロ、
そんなリスクの高まりはないのだろうか。

日本が何の武力行使もしていないが、
日本が集団的自衛権を行使して、
戦闘地域に対する燃料、
弾薬などの輸送(兵站)を担う可能性があるとしたら、
日本を攻撃したいと思う国や集団はないのだろうか。

万が一、それが現実のものとなったとき、
日本に対する攻撃があることを理由にして、
日本は個別的自衛権を行使するのだろうか。

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安倍総理の想定すること、
安倍総理の集団的自衛権の行使容認は、
日本の戦争リスクを減らすというが本当だろうか。

逆に戦争や紛争のリスクを高めるケースはないのか、
そんな視点からの議論は全く行われていない。

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福島町の65歳の女性は、
立ち止まったまま20分間に渡って、
幾度も、幾度も私に訴える。

「結論はずっと先で良い。もっと議論すべきだ。急ぐ必要はない。」

今日も、しっかりと前進します。

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        2014・6・5
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