徒然日記

6月6日 その2479『逢坂誠二の徒然日記』





函館は、少し雲が多めの朝だ。

雨の降る見込みはない。

1)集団的自衛権
安倍総理は、正式な憲法改正手続きを経ずに、
内閣の判断による解釈の変更で、
事実上の憲法改正を行おうとしている。

この立憲主義を無視したとんでもないやり口によって、
現行憲法下では認められていない
集団的自衛権の行使を容認する、
そんな考えを安倍総理は持っている。

内閣の判断だけの憲法改正は、
絶対に認められないのは言うまでもない。

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安倍総理が提起する
集団的自衛権の行使を可能にすべきとの課題は、
現在、あまりにも狭い視野の中での議論に終始している。

安倍総理の想定する特別の場合に、
日本が他国を助けられなくて、
それで日本の立場は守れるのか、
これが議論の主体に見える。

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集団的自衛権の行使容認と武器輸出、
この二つによって、日本がテロの標的になるなど、
紛争や戦争リスクが高まることはないのか。

日本が他国に武器を輸出し、
日本に武力行使をしていない国に対し日本が武力行使をする、
この二つよって日本に対して恨みの気持ちを持つ国は、
今よりも増えない保証はない。

日本輸出した武器によって命の危険に晒される人は、
日本に憎悪の念を持つかもしれない。

日本を攻めてもいないのに、
日本から武力行使を受ける国は、
日本のことをどう思うだろうか。

こんなことで日本をテロの対象とする国や
組織が出現する可能性は否定できない。

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アメリカに特権的取り扱いを認める
日米地位協定をそのままにしたままで、
集団的自衛権行使を認めることになれば、
日本は今以上にアメリカの言いなりにならざるを得ない、
そんな懸念はないのか。

日米地位協定と集団的自衛権行使、
この両者の関係も全く整理されていないだろう。

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解釈による憲法改正は絶対にダメ。

集団的自衛権行使のデメリットをもっと議論すべき。

今日は改めて、そんなことを強く感じている。

昨夜から急激に喉が痛くなり、
唾をのむのも辛く、
夜も眠れない状態だった。

熱はなく、原因が分からない。

そのため今朝の街宣は中止せざるを得ない。

何とも残念だ。

今日も、しっかりと前進します。

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        2014・6・6
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