徒然日記
7月3日 その2506『逢坂誠二の徒然日記』
函館は、雲の多い朝を迎えた。
静かな、音の少ない朝…、そんな雰囲気がある。
雲が音を吸収しているのかもしれない。
1)解釈改憲
一昨日の集団的自衛権行使を容認するための
解釈改憲に抗議する集会が、昨夕、函館市内で開催された。
急な開催にも関わらず、多くの皆さんに参加頂いた。
皆さんの危機感の表れだ。
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それにつけても思う。
今回の議論は本当に乱暴だ。
これまでの平和主義の検証も何もせずに、
とにかく武力行使を前提とした議論に
国民が引き込まれている。
この時点で、今回の議論は常軌を逸している。
これまでの日本の歩みを丁寧に検証し、
その上で、国民の命をどう守るのか、
独立国としての存立をどう守るのか、
日本が国際平和にどう貢献するのかを
大きな視点で考えねばならない。
その結果、
これまでの平和主義を転換するのか、
維持するのかなどを考えるべきものだが、
安倍さんの議論では、既に結論が決まっており、
そこに導くために、
とにかく理屈を捏ね繰り回しているに過ぎない。
大きな観点から政策の是非論ができない現状は、
何とも危うい。
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もっと危ういのは、
憲法に抵触する恐れのある案件を、
いとも簡単に決めてしまうことだ。
これは政策の是非論とは全く別物だ。
私たちの社会を支える基本的な仕組みである、
立憲主義を崩壊させることになる。
これは是非の問題ではなく善悪の問題だ。
立憲主義に対する反逆、テロ行為とも言える暴挙だ。
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それにしても、
テレビと新聞、この両者の
今回の件に対する扱いの違いに驚く。
新聞が一面に社説を載せるなど、
普段とは違う、異例の扱いをしている。
(つまりそれほど、特別な事態になっているとの認識だろう。)
一方、テレビを見る限りは、
平時と変化のない、
単なる政治のごたごた的な報道に思われて仕方がない。
今回の判断が、戦後政治の大転換であるとの認識が、
テレビには極めて希薄だと感ずるのは私だけだろうか。
2)支持率
共同通信社が1、2両日実施した
全国緊急電話世論調査の結果だ。
安倍内閣の支持率は47.8%で、
前回6月から4.3ポイント下落した。
不支持率は40.6%と
第2次安倍政権としては初の40%台に上昇。
支持率との差は7.2ポイントにまで接近。
憲法解釈変更が閣議決定されたことに関しては、
82.1%が「検討が十分に尽くされていない」と答えた。
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世論調査を妄信することは危ういが、
国民の皆さんが、
今回の件に納得していないそんな現状が見える。
今日は朝の街宣の前に、
新しいニュースの配布を行う。
そのためいつもより1時間半早く、
屋外での活動を開始する。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・7・3
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連日のご奮闘ご苦労様です。
昨日来、解釈改憲の閣議決定を巡ってのテレビ報道を批判しておられますが、全くそのとおりだと思います。
ただ、午後10:55からの「ニュ-ス23」では、キャスタ-の膳場貴子さんとコメンテイタ-の岸井成格さんが、政府の対応を大きく問題視し、強く批判していました。岸井さんは番組で、「閣議決定を撤回すべき」と、明確に発言していました。この辺は少し評価できると思いますが、逢坂さんは、どうお考えでしょうか。
何れにしても解釈改憲の閣議決定は、絶対に許せませんね。今後は、否応なしに法案審議に進むのでしょうが、
民主党の対応が気掛かりなのは、私だけではないと思います。
党内をしっかり纏め、解釈改憲関連法案の阻止はもとより、閣議決定の撤回をも目指して頑張ってください。期待しております。
さて、今日(7月3日)は、函館市が全国で初めて起こした「大間原発差し止め訴訟」の一回目の公判の日ですね。
函館市民と道南8区管内住民の安全を守るために、大英断して闘う工藤市長には断固として頑張って欲しいものです。
逢坂さんも「函館市を応援する」とコメントしておられましたが、工藤市長の頑張りにもぜひ応援して貰いたいと思います。
国民の思い、道南8区管内市民、住民の思いが届くこの国の政治の実現のため、健康に留意してご奮闘ください。共に頑張りましょう。