徒然日記

7月12日 その2515『逢坂誠二の徒然日記』





昨日の福島第一原発視察は、
天候の都合により中止になったが、
9月中旬には、再度、設定される見込みだ。

今日は、朝のうちに帰函し、
地元活動がギッシリ詰まっている。

1)マスコミへの圧力
昨日発売の雑誌『フライデーに』、
政府がNHKに対し、
圧力をかけていたらしいとの記事が載っている。

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舞台は、
7月3日に生放送された「クローズアップ現代」。

番組には、菅義偉官房長官が出演し、
日朝協議や、集団的自衛権の行使容認について話している。

国谷キャスターが、


他国の戦争に巻き込まれるのではないか


憲法の解釈を変えていいのか

などと質問をした。

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私もこの番組を見ていたが、
国谷さんは、
もっと突っ込んでも良いのになぁと感じていた。

ところが、番組終了後、
同行していた秘書官が番組内容に不満があり、

「いったいどうなているんだ」

とクレームをつけたとのこと。

ここに居合わせたNHK幹部が平身低頭になり、
籾井会長が菅官房長官にお詫びしたようだ。

さらにその数時間後、
官邸サイドから再びNHKに抗議が入ったとのこと。

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安倍政権が
こんなことをしていることにも嫌な気持ちを持つが
NHKの腰砕けぶりには呆れるしかない。

さらにフライデーには、
7月1日の「ニュースウオッチ9」で、
大越キャスターが当日閣議決定された件に対し、

「集団的自衛権というカードを持つことで、
日本への脅威を抑止するという性格が強まる」

と結論付けたことも明らかにしている。

私も日ごろから、
大越キャスターの政府広報的な発言には、
相当な違和感を持っていたのだが、
NHKは籾井会長を迎えて、
政府広報の役割を果たすというのだろうか。

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一方でこんなニュースもある。

菅官房長官は10日の記者会見で、
日本経済新聞が同日付朝刊1面で、
北京で開かれた日朝協議の際に、
北朝鮮側が日本側に
日本人の生存者リストを示したと報じたことについて、
政府としてと抗議し、
訂正を求めたことを明らかにした。

外務省が10日、
同省と内閣官房拉致問題対策本部事務局、
警察庁の連名による抗議文を日経新聞側に手渡したという。

菅氏は、

「報道内容が事実と全く異なる旨を申し上げると同時に、
 社会的影響力の大きい報道機関が、
 事実に全く反する記事を重ねて掲載することは、
 拉致被害者ご家族に与える影響を含め、
 重大な社会的影響を及ぼしている」

とのコメント。

日経は、

「取材に基づき、適切に報じています」

とのコメントを出している。

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このニュース、真偽のほどは分からないが、
政府が文書で抗議するとは、ちょっと驚きだ。

NHKが政府広報化するおそれがあり、
政府が、その他のマスコミに対する圧力も強めている。

何とも不健全な、
民主主義の基盤を揺るがしかねないことだ。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・7・12
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