徒然日記

7月13日 その2516『逢坂誠二の徒然日記』





函館は、雲が多く
街全体が弱い霧に覆われた朝を迎えた。

午前は曇りだが、
午後には晴れとの予報が出ている。

日中の予想最高気温は26度の夏日だ。

1)オープン・ミーティング
今日、13時から大川町会館(大川町4-29)で、
第33回 逢坂誠二オープン・ミーティングを開催。

私が、最近の政治状況などについて話し、
参加の皆様からご意見・ご質問をお伺いし、意見交換。

参加費や予約は不要でどなたでも参加出来可。

はじめての方でもどうぞお気軽にご参加を!!

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日時 2014年7月13日(日)13:00~14:30

場所 大川町会館(函館市大川町4-29)

2)教科書検定
昨日、教科書検定に関する勉強会に参加した。

三省堂で実際に教科書編纂に携わっている加納醇治さんから、
教科書検定の全体像について実に詳しく話を聞いた。

明治から戦前までの教科書の歴史は、
政治との関与が強まり、
時の政権の思いに沿った教科書が
作られていたことが良く分かる。

ところが戦後の教科書の変遷も、
時の政権の思いに沿わない教科書が、
さまざまな形で排除されてきたことが良く分かる。

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教育は、国家権力の思いに沿うことを
押し付けるべきものではない。

逆に国家権力に対して、
冷静で客観的、多面的な判断ができる人を
どれほど多く育てることができるか、
それが教育の大きな役割だ。

なぜなら、
国家が単一の価値観だけで構成されるようになれば、
国家の方向を誤ろうが、どうなろうが、
それをチェックすることができない。

結局は、弱い脆弱な国家をつくり上げることになる。

自己保身が強く、弱虫で考えの足りないリーダーは、
国家や地域、組織を強くすると称し、
自分と似た考えを強要しがちだ。

しかし真の強さを目指すなら、
多様な教育をいかに保証するかにかかっている。

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日本の教科書の歴史を見ると。
多様な教育ではなく、
画一的な国家権力の意向に沿う教科書が
推奨されてきたことが分かる。

教科書は罪深い。

子どもにとっては、その年たった一回のことだ。

そこで子どもたちは大きな影響を受ける。

だから教科書は、よくよく考えて、
丁寧に権力と距離を置いた
冷静な内容にしなければならない。

3)共謀罪
犯罪を実際に犯さなくても罪になる。

こんなことがあったら、
私たちはいつもビクビクして暮らさねばならない。

実際には犯行に及ばなくても、
犯罪につながるようなことについて
話し合いをしただけで処罰対象となる罪を「 共謀罪 」という。

政府は秋の臨時国会で、
この共謀罪を新設するために法整備に着手する
との報道が流れている。

この共謀罪が、
広範に適用されれば、
国家による市民監視につながる恐れがある。

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昨年12月の特定秘密保護法強行成立の際に、
次は共謀罪が浮上すると予想していたが、
案の定、そんな雰囲気になってきた。

安倍総理の脳裏には、
国民個々人の活動の尊重ではなく、
国家監視のもとで国家の意向に沿う国民があるのだろう。

安倍総理という暴君の存在によって、
私たちの日本は、さらに生き難い、
嫌な社会へと驀進している。

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国会に法案が提出されてしまえば、
どんな悪法であっても、今の国会の勢力図の中では、
数の論理で強行的に成立させられてしまう。

まず世論を盛り上げて、国会提出を阻まねばならない。

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函館には、
7月がお盆の地域と、
8月がお盆が地域が混在している。

今日は、その前半のお盆だ。

お墓参りになどに行かれる方も多いと思うが、
その合間に、是非、
大川町会館に立ち寄って頂きたいと思う。

33回目のオープン・ミーティングで、
今の政治の情勢などを話したいと思う。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・7・13
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