徒然日記

7月28日 その1464『逢坂誠二の徒然日記』



今日も都内は雲の多い朝を迎えました。

梅雨時ほどではありませんが、
洗濯ものが完全に乾き切らないそんな雰囲気の天候です。

予想最高気温は30度です。

1)全国都道府県議会議長会
昨日、全国都道府県議会議長会の定例総会が開催されました。

私は、総務大臣の代理として出席し、冒頭で挨拶をさせて頂きました。

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自治の活性化、
そのことを通して日本の民主主義を底堅いものにすることなどを
自分の生涯の仕事だと考えている私にとって、
こうした場で挨拶ができるのは、極めて有り難く光栄なことです。

挨拶の中で、大震災への対応、自治法の改正、
地域主権改革などについて、話をさせて頂きました。

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公務の予定もあり挨拶のみで退席をしましたが、その後の議事の中で、
大震災で被災した岩手、宮城、福島3県の県議会議長の緊急動議を受け、
菅直人首相の退陣を求める緊急決議を採択したとのことです。

こうした決議は、残念なことですが、
議長会の意志であり仕方のないことだと理解しています。

こうした議決を真摯に受け止め、政権の中の一員として、
もっと現実的な対応をしなければなりません。

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本日は、全国都道府県議会議長会の皆さんと、
官邸で昼食をとりながらの懇談が予定されています。

これは議長会からの要請に基づいて、例年開催されているものです。

ところが昨日、退陣議決をしたこともあり、
議長会から開催辞退の申し出があったらしいと伝えられています。

これは何とも残念なことです。

政策や政権のあり方で、どんなに対立しようとも、
中央政府と自治体政府は、しっかりと話し合いを進めながら、
様々な課題解決に立ち向かうのが、
国としての当然の姿だと私は思っています。

国と地方の協議の場法の成立を、
政権交代以前から、私が強く訴えていたのも、こうした思いからです。

政権交代以後、どんな対立状態にあろうとも、
中央政府と地方政府の信頼関係を築くことに、
私は最大の心血を注いできました。

しかし今回、昨日の決議に端を発して、
今日の懇談の場がキャンセルされそうだとの情報に接し
何とも残念で仕方がありません。

中央政府と地方政府は、どんなに対立しようとも、
信頼関係を基本にしながら、
国民の幸せを念頭おきながら国づくり造りに全力を傾けることが大切です。

ここが、決裂もあり得る国際的な政府間関係との違いです。

国内における中央政府と地方政府の間では、
決裂があってはならないのです。
そうなれば、国民のより所がなくなってしまうからです。

しかし今回、
懇談の場までもが無くなる可能性があるとは、
やり切れない気持ちです。

微力ですが、終始一貫して、
中央政府と地方政府との信頼関係の醸成に力を傾けてきた私にとって、
これ以上事態が悪化しないことを強く望んでいます。

今日は、衆参で委員会などが予定され、
早朝から答弁打ち合わせなどが行われます。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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   2011・7・28 Seiji
Ohsaka

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