徒然日記
11月14日 その2690『逢坂誠二の徒然日記』(4335)
昨朝の街宣活動は、雨と激しい風のため、
2時間の予定を早めて1時間半で終了した。
雨だけならまだしも、
風が吹くと傘も持てないため、
断念せざるを得なかった。
何とも残念だ。
本格的な冬に突入し、雪の状態が落ち着くまで、
この時期の街宣活動は、
不安定な天候に大きく左右されることになる。
昨日は、午後になってからは、
天気予報通り雪の舞う天気となった。
同じ気温でも、雪が舞いだすと
一気に寒くなったように感じ、
屋外活動をしている体が、
一気に冷え込んでしまった。
1)核燃料サイクル
経済産業省原子力小委員会の
中間整理の骨子案が、昨日、示されたが、
「核燃料サイクル事業」などを進めていく内容で、
呆れるほかはない。
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骨子案は以下のような内容になっている。
・
原発のコストは
「他の電源と比較して遜色なく低廉」
・
2016年の電力小売り全面自由化や
安全規制の基準が厳しくなるなど事業環境が変わった
・
投資規模が巨額で、
40年以上と長期にわたる原発事業には特殊性があり、
「適切な政策措置を講じることが必要」
・
核燃料サイクルを安定的に運営するために、
事業実施主体のあり方を検討すべき。
・
廃炉が決まった原発立地自治体への
財政支援策を検討する
・
電力会社の廃炉会計ルールを見直す
・使用済み核燃料の貯蔵施設の新たな立地を検討する
====
どれもこれも、原発推進に都合の良い解釈と内容だ。
安倍政権は原発依存を可能な限り低減すると公言しているが、
これは完全な二枚舌と言わざるを得ない。
ヨーロッパの多くの国では、
脱原発が具体的に進んでいるが、
その状態とは真逆のガラパゴス的対応だ。
2)大間原発
原子力小委員会の中間整理骨子案にも驚くが、
電源開発の大間原発への対応も酷い。
以下は、昨日の北村雅良社長の発表だ。
====
・
大間原発の新規制基準への適合性審査を
年内に原子力規制委員会に申請する
・
2021年度にも運転を開始
・
新規制基準に合わせた安全対策のための追加費用は、
1300億円を見込む
・
規制委の審査を1年程度と見込む
・
2015年11月から重大事故対策施設にかかわる工事を始め、
2020年12月に工事を完了
・
その後、核燃料を使用した試運転を1年程度行う
・
基準地震動を
現状の450ガルから650ガルに見直す
・
想定される最大津波高を
4.4メートルから6.3メートルに引き上げる
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国は核燃料サイクルを推進すると言い、
電源開発も大間積極推進を明確にした。
3.11という未曽有の大災害、大事故を経ても、
日本の原発政策は一向に変わろうとしてない。
中長期的に問題を見据える目線を失い、
単に足元だけの損得で判断しているとしか思われない。
マネーゲームに奔走し、
持続可能な社会の創造に力を注ごうとしない安倍政権の
本質がここでも顕著に現れている。
総選挙で鉄槌を下さねばならない。
さあ今日も、しっかりと前進します。
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2014・11・14
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