徒然日記

11月22日 その2698『逢坂誠二の徒然日記』(4343)




函館の路面は濡れている。

雨は降っていないが、
空全体が雲に覆われている。

朝の気温は、8度と高めだ。

日中も雨が降ったり、止んだりの天候だ。

最高気温が14度と予想されているが、
そんなに気温が上がるのだろうか。

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昨日は、函館駅前で
早朝からいつもの街宣を行った。

その後、厚沢部、乙部、上ノ国、江差を回り、
夜には、福原賢孝道議とともに活動報告会を実施した。

報告会に多くの方に参加頂き、
本当に感謝している。

また時折強い雨の降る中だったが、
昨日も、多くの皆さんにお会いして、
数多くの意見を頂いた。

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買い物中のご夫婦が、

絶対に大間を止めて欲しい」

と強い口調で訴えたのが、
強い印象に残っている。

奥さんが付け加えた。

「私は難しいことは分からない。
ただし、使用後のゴミの処分ができないものを
動かすことは絶対にダメだ」

この言葉は原発問題の核心を衝いている。

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ある役場の職員からは、

「地方交付税のことがキチンと分かっているのは
逢坂さんしかいない。
絶対に復帰して欲しい」

と声をかけられた。

こうした言葉は、本当に嬉しい。

1)解散
昨日、衆議院が解散された。

一昨年11月16日に解散されて以来2年間、
地域を歩いていろいろな声を聞かせて頂いた。

一昨年の落選直後は、
強い批判を受けたり、
私の声も聞いてもらえない場面も多かった。

しかし昨年の参院選挙後からその雰囲気が変わってきた。

徐々に私の話を聞いてくれる方が増えてきた。

逆に私に話を聞いてほしいと、
声をかけて下さる方も増えてきた。

そしてその声は、
今の政治を批判する次のような内容だ。

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「選挙のときは、
TPPに反対かのような姿勢だったが、
与党になった途端にTPP推進に豹変した。」

「大間原発に反対するかの発言をしていたが、
反対の行動も取らないし、
逆に容認の雰囲気が見えて裏切られた気分だ。」

「経済の調子が良いというが、
私たちの暮らしは苦しくなっている。
経済の調子が良いとは思われない」

「集団的自衛権や武器の輸出を認めたつもりはない。
このことで信を問う必要はないとの考えはおかしい」

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国民の声とズレた政治を質すため、
こうした声をキチンと国政に届ける役割を、
再度、果たさねばならない。

今日から、公示までたった10日しかない。
そのうち平日はたった5日間だ。

平日を週末をうまく使い分けて、
活動しなければ、
非効率な活動になる。

そこも十分に踏まえて、
まずは公示日まで、全力で突き進む。

2)フライング
昨日の衆院本会議で、万歳のフライングがあった。

議長が、まだ解散詔書を読んでいる最中の出来事だ。

万歳をしたのは自民党若手らと報じられている。

伊吹議長は、議場が収まるのを待ち、
全てを朗読し「万歳はここでやってください」と苦言を呈した。

こんな解散風景を見たことはない。

驚きだ。

昨日解散した衆院が、
経験の浅い議員で構成されていること、
あるいは若手議員の焦り、
これらの象徴に思われる。

3)国民を守る
政治の目的は、色々とあるだろうが、
究極の目的は、国民を守ること。

もっと言えば、国民の命を守ることだ。

今の政治は、国家を守るとか、
国益を守るという言葉に惑わされて、
政治の真の目的を忘れているのではないか。

昨今の政治の動きを見て、
そのことを強く感じている。

今日は、
そのことをあまり深く書く余裕はないが、
国民の命を守ること、
そのことを忘れてはならない。

今日は、江田五月前参議院議長が来函する。

昼には、函館駅前で一緒に街宣を行う予定だ。

さあ今日も、しっかりと前進します。
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        2014・11・22
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皆様のコメントを受け付けております。

  1.  今回の選挙、行き過ぎた円安も争点のひとつだと思います。特に10月末の黒田バズーカ2以降、歯止めがなくなったような感じで円相場が急落しています。金融緩和のやりすぎで市場のバランスを崩してしまったのです。今の相場で輸入した物資は数ヵ月後に消費者に届き、物価を一段と押し上げます。すべてのものの価格を加重平均して2%上がるまで金融緩和をするという考え方が間違いです。お米の値段は下がっています。電気製品も技術革新の効果で今後も値下がりするものがあるでしょう。それを打ち消してさらにインフレにするために石油を含む輸入品の価格を大幅に上げようというのはおかしいと思います。
     安倍首相が解散を急いだのも、こうしたアベノミクスの矛盾が時期を遅らせれば遅らせるほど明確になってくるからではないでしょうか。

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