徒然日記

9月2日 その1500『逢坂誠二の徒然日記』



夜明け前の都内、
空全体が雲に覆われています。

雲の流れは早くありませんが、
逆に全体がゆっくりと動くさまを見ていると、
不気味さを感じます。

日本列島全体に台風の影響が及んでいます。

1)防災訓練
防災の日の昨日、総務省でも、
都内での地震を想定した会議を開催しました。

各担当から、被害状況などの報告を受け、
平岡副大臣から指示を受けるなど、
模擬的な訓練です。

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こうした訓練は極めて大切なものです。

しかし、ややもすると実践的ではない、
形式的なものに陥りがちです。

訓練が常に実践的であり、
現実の災害時に、
本当に役に立つものであるかどうか、
神経を研ぎ澄ませ、
想像力を働かせて見直す必要があります。

2)薬剤師地方議員
一昨日、薬剤師資格を有する、
首長や自治体議員の意見交換に出席し、
冒頭に挨拶をさせて頂きました。

自治体関係者の皆さんですから、
自治法改正などの動向について話をしたかったのですが、
それは次回に譲ることとしています。

当面の課題として次の6点が上げられています。

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・平成24年度診療(調剤)報酬
 及び介護報酬の同時改正への対応

・超高齢社会における薬局、
 薬剤師が果たすべき役割

・医薬品のインターネット販売等の
 安易な規制緩和阻止

・チーム医療推進における
 薬剤師の機能強化と活用

・東日本大震災の被災薬局の
 復興支援の促進

・国家公務員薬剤師俸給表の改善

3)派閥
代表選挙があったためか、
最近、民主党のいわゆる「グループ」について
次のような質問をされる場面が幾つかありました。

・民主党に派閥はあるのか

・民主党のグループは派閥と違うのか

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これらの質問に答えるために
そもそも政党の派閥とは何かを
ハッキリさせる必要があります。

しかし必ずしも、
その派閥の定義が
明確なわけではありません。

たとえば、
ウィキペディアには、
ちょっと分かり難いですが、
次の記述があります。

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政党の派閥の場合、
その政党で統一されているもの以外の政策や主張に
共通点のある者同志が集まって、
意見の集約と統一された政策の形成を図り、
政策の実現に向けての活動として、
その政党の執行部を担当もしくは目標とし、
政党の運営の基本単位になるなど、
を行う組織または団体。

どんな二人の人の間にも、
充分細かく見れば、意見の相違は存在する。
故に、政党内で統一された政策を作る過程で、
切り捨て・妥協を強いられる細かい意見が必ず出る。
これら細かい意見が共通な者同志が集まり、
別の細かい意見に替わって
政党の採用する政策にしようとするのが派閥である。

政党内の政党とも言える。

一方、本来個人の集まりである政党を理解するとき、
政党より小さな集団の集まりとして派閥を扱う方法がある。
このような分析手法を用いた研究者が
勝手に党員を分類したものが、
派閥と呼ばれることもある。

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こんなことが書いてあるのですが、
最低限、政党内の集団と理解すれば良いと思われます。

この意味でいうと、
民主党内のグループは集団ですから、
派閥ということができます。

しかし、冒頭のような質問をされる方は、
こんな単純な派閥を念頭において質問をしているのではなく、
もっと別の意味合いを持った質問なのだと推測します。

しかし、その別の意味合いは質問者によって多様に思われ、
それらの質問に一様に答えるのは簡単ではありません。

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民主党のグループの雰囲気は
次のとおりだと私は感じています。

・縛りが緩やか
・一人が複数のグループに入ることもある
・必ずしも「餅代」や「氷代」がない
 (存在するグループもあるかもしれません。)
・グループとして役職を求める行動も少ない

こんな点が、自民党の派閥と違ったポイントかもしれません。

この意味でいうと、
民主党にはかつての与党的派閥は、
あまり無いともいえるかもしれません。

しかし、与党経験2年が過ぎる中で、
民主党内のグループも
自民党の派閥的雰囲気が増える方向に
徐々に変化している感じがします。

4)フクシマ論を読む

加害と被害がないまぜになったような、例えば、被害を受けているはずの側がな
ぜか知らぬ間に加害の片棒を担いでしまい、自らで自らに加害することで社会を
成立させているような現象が少なからず存在している(P15)

私たちが普段自らの「立ち位置性」=positionalityを自覚しないがゆえに、知
らぬ間に誰かを抑圧してしまっている(P15)

3.11以後の現在においても、少なからぬ原子力ムラの人々は原発が止まるこ
とを望んでいない。それは彼らが、権力者の陰謀のもと洗脳されて操られている
からでも、カネに目がくらみ、あるいは長年の原発利権によって懐柔されている
からでもない(P15)

原子力・地方・戦後・成長・エネルギー。このつながりあるようでなさそうな、
一見バラバラなパズルを一つに組み立てた時に「フクシマ」とは何なのかという
問いへの答えが明らかになるだろう(P15・16)

== 以上、「フクシマ」を語る前にから引用 ==

5)ザ・バンド
最近、人間の耳や記憶は、
不思議なものだと
改めて感じています。

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私の好きなThe Bandは、
1976年、サンフランシスコの
ウインターランドでのコンサートを最後に
活動を中止しました。

Bob Dylanのバックバンドとしても、
あるいはThe Bandのオリジナルも、
何度も何度も、その楽曲を聞いた私は、
活動中止を非常に残念に感じていました。

しかし、リヴォン・ヘルムが、
ドクター・ジョン、
ポール・バターフィールド、
スティーヴ・クロッパー、
ドナルド・ダック・ダンらと
RCOオール・スターズを結成し、
1978年には来日公演も行っています。

もちろん私は、
その演奏に感動したのですが、
でも本当のThe Bandではありません。

ところが1983年、The Bandが活動を再開し、
しかも来日公演が実現したのです。

ギターのロビー・ロバートソンは、
考え方の違いから参加しませんでしたが
ケイトブラザースを従えての来日公演に小躍りをしました。

1983年9月5日、
会場は札幌市厚生年金会館でした。

いつもはレコードで聴く楽曲を、
目の前で、
直接、本物のメンバーが演奏しているのですから、
心の高ぶりは最高潮に達しました。

ロビー・ロバートソンが参加しておりませんので、
多少の違和感があったのは事実ですが、
でも毎日、毎日、聴いている演奏の本物を目の前にして、
心が躍らないはずがありません。

とにかくThe Bandは、私の中で、Bob Dylanとともに、
特別な地位にあるバンドなのです。

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先日、この1983年の来日公演の
ライブCDを入手する機会に恵まれました。

CDをオンにして驚きました。

28年前、オリジナルThe Bandとはちょっと違う、
たった一度だけ聴いた特別な演奏です。

しかし、この演奏を実によく、
耳が記憶しているのです。

あのコンサートの様子とともに、
耳から頭の中にメロディーが、リズムが、
そしてヴォーカルが、
以前に聴いたことがあるものとして
鮮やかに蘇えるのです。

28年前に、たった一度しか聴いていない演奏なのですが、
これほどまでに、しっかりと記憶しているとは、
人間の耳とは不思議なものだと感じます。

今日は野田新内閣の組閣です。
夕刻には新しい内閣が
正式に発足しているものと思います。

内閣ができたら次は、臨時国会です。

早い時期の召集を望んでいます。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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   2011・9・2 Seiji
Ohsaka

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