徒然日記

3月31日 その2827 『逢坂誠二の徒然日記』(4471)




昨日は、月曜日だが、
暫定予算に関する本会議が開催された。

そのため朝の街宣は、
函館駅前一ヶ所のみので実施し、
その後、即、上京となった。

1)アジアインフラ投資銀行(AIIB)
アジアインフラ投資銀行への参加国が増えている。

今日までに参加すれば「創始メンバー国」になれ、
銀行づくりの具体的な議論に参加できることになる。

そのためこの時期に参加を表明する国が多い。

日本とアメリカは、
アジア開発銀行(ADB)を主導している。

そのため日本とアメリカは、AIIBに参加表明していない。

AIIBは、ADBでは賄いきれない
アジアにおけるインフラ整備のための資金ニーズに、
代替・補完的に応えるということを目的として、
中国が設立を提唱したものだ。

一昨日までに、イギリス、ドイツ、フランス、
オーストラリアなど42ヶ国が参加表明をしているが、
この流れに本が乗るべきなのどうか最後の局面に来たが、
AIIBの透明性などについて懸念があり、
日米は参加を見送る見込みだ。

2)日本と原発 その20
映画『日本と原発』(河合弘之監督)から。

原発が「トイレの無いマンション」と言われるのは、
使い終わった後にも強い放射線を発し、
厳格な管理が必要な「使用済み核燃料」の
処理ができないからかだ。

現在、日本には、この使用済み核燃料が
1万7千トンあると言われている。

映画の中でも、
この使用済み核燃料問題に言及している。

==以下、引用==

震災の影響で建屋の崩壊が危ぶまれる福島第一原発4号機では、
使用済み燃料の取り出しに大きな注目が集まりました。

使用済み燃料から有害な放射性物質が消えるまでは、
10万年もの期間を要するといわれています。

この危険極まりない産業廃棄物の処分方法は
世界的に未だ確立されていません。

日本では使用済み燃料を再処理する方針をとっており、
その際に生まれる高レベル放射性廃棄物をガラス固化し、
地下深くに埋めて処分しよう計画しています。

しかしその場所は、どこにも決まっていません。

フィンランドには、
世界で唯一の使用済み燃料処分場・オンカロがあります。

ここでは日本のような再処理をせず、
使用済みの燃料集合体を直接金属の容器に入れて
地下深くに埋める処分方法をとっています。

フィンランドがこの方法をとった理由は、
地層が固い岩盤でできていることから
数億年単位で地盤に変化が起きていないためです。

世界的に見てもこのように安定した地層は珍しく、
地震多発国の日本には存在しません。

原発の使用済み燃料問題は
「トイレなきマンション」と例えられる
解決策の見つからない問題です。

原発を稼働することで増え続ける使用済み燃料を
人類の負の遺産として
後世に残すことは許されることではありません。

==以上、引用終了==

使用済み核燃料問題は、
原発の根本的な課題の一つだ。

東京は桜が満開だ。

いたるところで桜を見ることができる。

今日は議員会館で打ち合わせをした後、
帰函し、夕方には再度上京の予定だ。

今日も、しっかりと前進します。
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       2015・3・31
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