徒然日記

6月13日 その2901 『逢坂誠二の徒然日記』(4545)



今日は、朝の便で帰函する。

そのため早朝から活動開始だ。

東京の空には、雲が多いが雨は降っていない。

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函館は曇時々雨の予報。

最高気温は19度の見込みだ。

1)異常
国会の雰囲気は、常軌を逸している。

派遣労働法制は、
衆院厚生労働委員会で、
質疑が打ち切られた。

強行採決こそなかったものの、
派遣が固定化するなどの指摘に応えることなく、
質疑終了となった。

日本の労働法制の大きな転換になる法律が、
成立に向かってひた走っている。

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安保法制議論も酷い。

先週以降、やっと憲法に反する、立憲主義に反するとの、
そもそも論が議論され始めたが、
政府の答弁は論理性を欠くもの言わざるを得ない。

憲法に合致していると「確信している」とか、
「信じている」などの答弁が続く。

これでは答弁になっていないと指摘せざるを得ない。

また集団的自衛権が合憲と指摘する学者の論を聞いていると、
憲法論をしているとは思われないものもある。

国際情勢が変化しているのに
無策で良いのか的な議論を展開するのだが、
それは政策の選択をどうするかの議論であり、
その政策が合憲であるか、
違憲であるかの説明にはならないのだ。

なぜこんなことが分からないのだろうか。

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1957年の砂川事件判決、
あるいは1972年の政府見解を根拠にして
集団的自衛権は合憲との説明を政府はしている。

ならばなぜ、今まで歴代政府は、
集団的自衛権は違憲と説明していたのか、
少なくとも1972年以降は、
合憲と説明できたのではないのか。

今になって、ご都合主義的に、
最高裁判決や政府見解を
持ち出してきたとしか言いようがない。

こんなことで、
国会の議論が押し切られることに、
空恐ろしさを感ずる。

帰函後は、夜遅くまで予定がぎっしりだ。

とにかく全力で地域を歩き回る。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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      2015・6・13
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 昨日はYWCAのバザーにおいでくださり有難うございました。
    逢坂さんが来てくださったこと、皆たいそう喜んでいました。

    今は日本にとって戦後70年以来の最大危機だと思います。

    どうぞお体を大切にして(睡眠時間をとって)お働きくださいませ。

    我等にとって、逢坂さんが頼りの綱なのですから・・・       星野花枝

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