徒然日記

7月3日 その2921 『逢坂誠二の徒然日記』(4565)



夜明け前の都内は、
いかにも梅雨らしい
いつまでも降り止まない
しぶとい感じの雨が降っている。

さほど強い雨ではないが、
弱いわけでもない。

湿度も高く、
室内起き抜けの肌は、
じっとりと湿った感じだ。

1)イギリスの再生可能エネルギー
昨朝、原発ゼロの会の世話人会議で、在日英国大使館の
ジョナサン・ジュー・トムソン環境エネルギー部長から
「英国の気候変動とエネルギー政策」について話を伺った。

イギリスは原子力発電も行っている国だが、
再生可能エネルギーへの取り組みも凄い。

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温室効果ガスを2050年までに1990年比で
80%削減(法的拘束力のある目標)


2020年までに再エネで
エネルギー供給の15%、電力供給の30%

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以上の目標を立て、現在、
精力的な取り組みが進められている。

固定価格買取制度(FIT)だけではなく、
電力会社に再エネの一定程度の買取を
義務付ける仕組みも併用し、
とにかく再エネを普及させようとしている。

さらに驚いたのは、洋上風力発電の推進だ。

民間事業者の参入を促すために。
国などが予め立地調査を行って
適地のゾーニングをしている。

基本的には全て事業者任せの日本とは雲泥の差だ。

こうした再エネの推進が、
最終的には経済にプラスになることも
見越しての対応であることは、
ドイツとも同様の考えになっている。

日本は、G7の中で唯一、石炭火力を増やしているが、
エネルギー政策の多くの面で、
日本は世界の潮流とは違う場所にいることを痛感する。

2)安保法制と憲法
安倍政権の推し進める安保法案に関し、
衆院採決の時期に関する情報が飛び交うなど、
衆院は緊迫した雰囲気になっている。

しかし憲法に反する法案を通すわけにはいかないし、
そんな違憲法案提出の土俵に引きずり込まれた議論は
リセットしなければならない。

====

昨夕、日弁連憲法問題対策副本部長の
伊藤真弁護士の話を聞いた。

指摘はどれもごもっともだし、
講演の最後に「想像力」を駆使することを
強調されていたがこれも全く同感だ。

==以下、講演から==

安倍総理のように国の形を
変えたいなら国民的議論が必要。

そのための本来あるべき手順は以下。

憲法改正
 ↓
基本法制定
 ↓
個別法改正
 ↓
解釈変更
 ↓
運用変更

====

ところが安倍総理は
これと全く逆の手順で国の形を変えようとしている。

解釈変更(昨年7月1日閣議決定)
 ↓
運用変更(日米ガイドライン改訂)
 ↓
個別法改訂(事態対処法等)
 ↓
基本法制定(国際平和支援法)
 ↓
憲法改正??

これは、
国民が気づかないうちに憲法が変わっていた
というナチスの手法だと、
伊藤弁護士は指摘する。

====

以上は講演内容の一部だが、
あらゆるみなさんがさまざまな場面で、
安保法制に反対の声をあげ、
具体的な行動をしなければならない。

特に与党国会議員の地元事務所に
反対の声を届けることが重要だ。

3)言論弾圧
今日の朝8時から、臨時総務部門会議を開催する。

安倍総理に近い自民党議員の勉強会で、
言論を弾圧するかのような暴言が相次いだ。

これは看過することのできない問題であり
様々な団体などから批判の声が相次いでいる。

情報は、自治と民主主義の原動力だ。

歪んだ情報の流布によって
主権者である国民の皆さんの判断も誤ってしまう。

さらに自由闊達に表現し、
議論できることも極めて大切だ。

ところが今回の勉強会などでの発言は、
この民主主義の根幹部分を
突き崩す可能性の強いものだ。

放送法などを所管する総務部門としても、
この問題を放置するわけにはいかない。

そこで今朝の臨時部門会では、
名指しされた沖縄の新聞二紙の関係者をはじめ、
マスコミ関連の皆さんから話を伺うこととしている。

安倍政権は、
違憲である安保法制を
安倍総理は押し通そうとしており、
立憲主義の危機を招いているが、
同時に民主主義も危うい状況に追い込もうとしている。

夕方には帰函するが、
盛りだくさんの一日だ。

さあ、今日もしっかりと前進します。
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      2015・7・3
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皆様のコメントを受け付けております。

  1. おはようございます。

    逢坂さんの御意見、拝見いたしました。
    今の安倍政権のやり方は、確かに国民を愚弄する様な事を「国民の生命と財産」を守る為と表して実行しようと勝手に
    事を進めて米国もそれに乗ってしまっておりますが、良く考えて見ますと「沖縄基地問題」を表面に出して国民の眼をそちらに向けたかと思うと次は、「安保法案」を出して来て憲法改正せずに事を進め、自民党内より「言論自由のやらせ文言」
    を出し、国民の眼を又、そちらに向けて自分達は、そんな事は、雀の涙程もそんな事は考えていないと白々しく発表する。

    逢坂さん、これは安倍総理の「手」である事だという事を頭に入れて審議しなければなりません。
    あたふたとこれに反論したり、叩いたりしないで「知らぬふり」で審議続行をするのが、一番と思いませんか。
    乗ると一文の得にもなりませんよ。

    私が、思うにどうも「維新の党」との会談でこれが、手段として考えられたと思います。

    お体に十分に気をつけられて、国民の為に頑張ってください。よろしくお願いいたします。

  2. こんにしちは。

    伊藤弁護士の公園要約を見て、次のような感想を持ちました。

      ある程度の知的資質が無い人には安倍のようなやり口がふさわしい。
     安倍と同じレベルということだ。しかし、その社会の根本姿勢が問われ
     ているとき、社会の在り方の基本、今回の場合は憲法、それを正面から
     議論できない社会は三流だ。日本はそこを世界から笑われている。
     早くそれに気づかないと、ほんとに消えてなくなるよ。

    大げさですかねえ…

  3. ある人が、とんでも発言して、あやまったふりしてはまた同じようなことを言うのをくりかえして、
    国民を馴らしていく作戦ではと言ってました。本当にそうならうまい手を考えたものです。
    騙されないようにしなければと思います。

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