徒然日記

11月6日 その3047 『逢坂誠二の徒然日記』(4691)



一昨日の完全なダウン状態から、
昨日は何とか回復し、
早朝の市場回りから活動を開始した。

青果市場、魚市場でニュースの配布、
その後、朝の街宣活動を実施し、
函館、北斗両市内で挨拶回りをしている。

その後、上京し、
地域主権調査会役員会、
地元からの要望2件への対応。

夜は、都内での北海道物産展にお邪魔した。

朝の4時から就寝まで18時間、
一昨日の遅れを取り戻すべく
フル回転の一日となった。

1)地域主権調査会
地域主権調査会役員会では、
これまでのヒアリングなどの結果を踏まえ、
今後の進め方を協議した。

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総花的にならずに、訴求力のある報告とすべき。

めざすべき国の形を明示すべき。

制度論にとどまらず地域振興に資する具体例から
地域の姿を考えるべき。

二元代表制や現在の議会の仕組みに捕らわれない
柔軟性のある、地域の実態を踏まえた地域のあり方を
大胆に選択すべき。
(自治のかたちを決めるのも自治)

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こんな内容になっているが、
これらを踏まえつつ、
16日の週に総会を開催する予定だ。

その後、幾度かの総会を重ね
中間的なとりまとめを行う予定だ。

2)もんじゅ
原子力規制員会が、
高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)に関し、
信頼できる運営主体を探すか、
安全対策を抜本的に改善するかを勧告した。

どちらかを実現しないと、
もんじゅの廃炉は避けられない。

もんじゅは、
国が推進してきた核燃料サイクルの中心的な存在。

これまで十兆円あまりをつぎ込んできたが、
計画は事実上、破綻しているが、
今回の勧告が受け入れらない場合、
名実ともに破綻となる。

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もんじゅは、夢の原子炉と言われたが、
稼働期間はわずか250日間のみ。

冷却材に扱いが極めて難しいナトリウムを使っている。

ナトリウムは、
空気中の酸素や水分に激しく反応し
激しく燃えるというか爆発的な状態になる。

私も学生時代の実験で、
ナトリウムの反応の激しさを体験したことがあるが、
あのようなものを冷却材に使う原子炉の運転は、
相当に難しいだろうと推察される。

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日本での核燃サイクルは、
大間などの一般的な原発系と、
もんじゅの高速炉系の二系統で進められているが、
どちらもサイクルにはなっていない。

もんじゅは、今回のことで廃炉になれば、
そのサイクル「輪」は、終了する。

大間のほうは、
使用済みMOX燃料の処分方法が未定であり、
そもそも最初からサイクル「輪」にはなっていない。

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いずれにしても、
膨大な資金を投入してサイクルが完成しても、
環境への負荷などをはじめ、
極めて脆弱な核燃料サイクルは抜本見直し、
撤退を判断すべきときだ。

さあ今日も、確実に前進します。
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      2015・11・6
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