徒然日記
7月12日 その3245『逢坂誠二の徒然日記』(4942)
昨朝、札幌駅南口で、
鉢呂吉雄さんと街宣を行い、
その後、国会に向かった。
ほぼ3週間ぶりの国会事務所だ。
事務所では、20枚近い日めくりを
戦いの日々を振り返りながら一枚一枚めくった。
都内は暑く湿度が高い。
何ともうんざりする天候で、
北海道の良さを痛感している。
1)日本の報道は大丈夫か
政府の発表するものをそのまま報道するなら
それは報道機関の行うことではない。
単なる政府広報だ。
政府の発表を検証しつつ、
その内容の適切さも考えつつ報道する。
あるいは政府が発表しない、
発表したくない重要なことを
報道しなけばないらないし、
政府の発表であっても
政府の太鼓持ちになるような記事は、
慎重に報道しなければならない。
これは報道の当たり前のことだと思うが、
今の日本の報道は大丈夫なのだろうか。
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アフリカの南スーダンで戦闘が再燃し、
首都ジュバでは銃撃戦が断続的に起きている。
現地にいるおよそ70人の日本人のうち少なくとも44人が、
ホテルなどから出られず、
身動きが取れない状況が大きく報道されている。
これは大変なことであり、
一刻も早く邦人の身の安全を守る必要がある。
一方、2013年12月に南スーダンで内戦が起きた際、
陸自の仕事を請け負う民間企業の社員ら日本人約10人が
ジュバに足止めされたことがあったが、
この事実は、リアルタイムでの報道はなかった。
民間人は、自衛隊員らと共に隣国へ脱出し、難を逃れていた。
このことが報道されたのは、
2年近く後になってからだったと記憶している。
政府はなぜ、この時のことを発表しなかったのか。
逆になぜ今回のことは大きく報道されるのか。
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政府広報ではない報道機関は、
政府のこうした対応の違いも
念頭に置きつつ報道しなければならない。
そうしなければ、
政府の単なる提灯持ちになってしまう。
今の日本の報道機関は、
真の報道機関たりえているのか、
私は大きな危機感を持っている。
今日は朝のうちに帰函し、
地元活動に専念する。
さあ今日も、確実に前進します。
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