徒然日記

18年2月24日 その3837『逢坂誠二 の徒然日記』(5534)

昨日も18時30分まで予算委員会が開かれた。

昨日は分科会。

私は、総務と厚生労働、二つの分科会で質問した。

1)裁量労働

裁量労働について、
政府は法案提出の方針を変えていない。

しかしこの法案議論の正統性が失われている。

議論のため労働政策審議会に提出したデータは、
現実よりも裁量労働の勤務時間が
短くなる傾向がある調査だったこと。

現時点で判明しているだけで、
このデータの100を超えるものが、
不適切な内容であったこと。
(現在、政府がデータ精査作業を開始)

議論をする際に、それぞれのデータの
調査条件を示さずに議論したこと。

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こんなに不適切な議論であるにも関わらず、
政府は、法案提出を強行しようとしている。

政府も裁量労働は
長時間傾向になりがちなことをはじめ、
種々の問題が多いことを認識している。

そのため今回は、
監督指導権限の強化や対象職種の限定など、
規制強化も盛り込んだという。

それならば今回は、
現在の裁量労働制の問題点を少しでも減らすため、
まず規制強化策を講ずるのみのとどめ、
対処職種の拡大をするべきではない。

その規制強化が
有効に機能することが確実に確認されたのち、
真に必要ならば対象職種の拡大をすべきなのだ。

現在の裁量労働制のもとで、
多くの皆さんが苦しみ、命を落とした方もいる。

したがって、まず実施すべきは規制の強化だ。

そこを確実に行った後でなければ、
対象職種の拡大を行うべきではない。

今日の夜は、函館市内で、
昨年11月に再スタートした「逢坂誠二塾」を開講する。

新装後4回目となる。

今日も多くの皆さんに参加頂く。

また終了後は、
希望者少人数で酒話会も実施する。

今日も全力投球の1日だ。

さあ今日もブレずに曲げずに
確実に前進だ。

==  2018.2.24  ==

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. 過労死をなくすことが何よりも先決です。過労死に認定されない人が増える裁量労働制を導入して過労死が減ったと言いたいのだと思います。
    自殺の認定基準を変えて自殺者の数を減らしたり、根本的な問題を解決しようとせずに小手先で数字を動かすやり方をみてると政府は株より命を軽く扱っていると思います。

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