徒然日記

20年12月30日 その4877『逢坂誠二 の徒然日記』(6574)

今年の日めくりも、あと2枚となりました。

歴史に残る1年となりましたが、
来年もこの状態は続きます。

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昨日の東京株式市場、
日経平均株価の終値は2万7568円15銭。

バブル景気が終わった後の最高値を更新し、
30年4か月ぶりの高値の水準です。

株価が高いのは悪いことではありませんが、
コロナ禍の中で、現実の経済状況は最悪です。

それなのに株価が高いとは一体どうなっているのでしょうか。

日経平均株価は、日本経済の体温計とも呼ばれています。

私が普段お付き合いしている経済人、
商売をされている方の現実は
相当に酷い状態です。

彼らの体温計ではないのは明らかです。

今の日経平均は、
現実と完全に乖離していると私には感じられます。

なぜこんな状態になるのか、
その詳細は私には分かりませんが、
一つの理由として低金利と金融緩和があるのだと思います。

金融緩和によって資金がダブついているが、
低金利によって運用先が限られるため、
それが株買いに回っているのでしょう。

これによって実態と違う状況が生まれている、
そんなイメージを私は抱いています。
(具体的数値がないためあくまでも私のイメージです。)

もう一つの理由が、公的資金による株買いです。

日銀と年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が、
せっせせっせと株を買っています。

GPIFの保有高は45兆円弱と見込まれていますが、
日銀の保有高はそれを上回ったようです。

日銀の上場投資信託(ETF)の購入額が、
今年初めて7兆円を超え過去最高とのことです。

保有残高の推計は45兆円超に上ります。

日銀が日本一の国内株の保有者なのです。

日銀は、企業業績に関係なく株を買います。

今年3月、コロナ禍で日経平均が
一時1万7000円を割り込みましたが、
せっせせっせと日銀は株を買っています。

3月に1兆5484億円、4月に1兆2272億円を購入。

今月22日に年間購入総額が 7兆円を超えたとのことです。

45兆円は、東証一部の時価総額の
7%に相当すると言います。

ということは日銀とGPIFで
14 %以上の株を保有していることになります。

官による市場といっても良い状態です。

低金利と公的資金が実態と乖離した株価を
演出していると私は感じています。

株高によって富裕層は潤っているものと思います。

しかし私の周辺の経済人は、
そんな状況ではありません。

実態に合わない株価の中、
この場面でも格差が広がるのでしょうか。

日銀やGPIFが株を手放そうとすれば、
株価は暴落する可能性があります。

簡単には手放せません。

日経平均株価は、
体温計の役割を果たさなくなっています。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2020.12.30===

  
  

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