徒然日記
21年6月2日 その5031『逢坂誠二の徒然日記』(6728)
今年の関東は、早めに梅雨入り?、
と思いましたが、まだ先のようです。
今日の函館の天気も良いようです。
1)イカ
昨日、道南のイカ漁が解禁されました。
報道によれば、函館漁港からは14隻が出漁したとのこと。
近年は深刻な不漁が続く上、
コロナ禍の影響で価格低迷も懸念されています。
とにかく漁獲量が増えることが基本です。
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北大名誉教授の桜井泰憲先生(函館頭足類科学研究所所長 )が、
近年のイカの漁獲量の記録的な減少の背景には中国船の漁獲量の増加と、
彼らの資源保護を考えない姿勢があると指摘しております。
(日経ビジネス電子版21年5月21日付)
この件に関し昨年も水産庁と協議をしましたが、
一昨日、改めて対策について、水産庁とやり取りをしております。
イカ漁獲量減少の理由として水産庁は次の2点をあげています。
*温暖化・10年規模の気候変動
*外国漁船の操業
水産庁では、
明確な数量は把握していないようですが、
相当数の外国船が大和堆等で操業しております。
水産庁はこれら外国船に対し、放水等の厳しい措置で、
昨年退去警告を行なった外国漁船は延4千隻を超えています。
今年もイカ漁の始まる前の先月から
漁業取締船を重点的に配備し取締りを行なっており、
今年5月27日の退去警告数は延で320隻、放水措置 91隻です。
今後も海上保安庁との連携も強化して、対策を講ずるとのことですが、
日本の漁業取締船は46隻(うち37隻が民間からの傭船)で、
外国船の数が多いため、十分に手が回っていないのが実態のようです。
水産庁には予算の確保も含め対策の強化を改めて強く要請するとともに、
国際的な取り組みについても、さらに働きかけをして参ります。
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昨日、災害時病院船整備推進法案が衆院を通過しました。
次は参議院での議論となります。
今日は下弦の月です。
今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.6.2===