徒然日記

21年7月23日 その5082『逢坂誠二 の徒然日記』(6779)

今日も松前町で朝を迎えました。

朝の気温は22度、薄雲が広がっています。

日中は30度程度になる見込みです。

1)一次産業

昨日は、朝から夕方まで松前町内を丁寧に歩きました。

もちろん広い町の全ての地域を、一日で歩くことはできませんが、
とにかくゆっくりと皆さんの話を伺うことを基本に歩いています。

色々な話を伺いましたが、次の二つ話が強く印象に残りました。


一次産業が衰退し、地域で人が住めない状態になった。
この間の政策は間違いだった。
一次産業にもっと力を入れるべきだ。


情報化だとかITだとか言って、
街かどでも皆んながスマホを見ている。
それにも関わらず多くの人は
世界情勢も日本の政治にも興味がないし、
知るべきことを知らずに過ごしている。
情報化とは真逆の情報過疎時代だ。

====

いずれも極めて重要な指摘です。

今後、私たちが行うべきことに対し、
大きな示唆を与える話です。

2)五輪開幕

今日、東京五輪が開幕します。

平和の祭典などの祝福ムードとは違い、
コロナ感染、大会関係者の辞任解任など、
異様な雰囲気の中での開会です。

もちろん参加する選手には何の責任もありませんし、
選手の皆さんには精一杯の声援を送りたいと思います。

しかしやはり異様さと、
この間の政治の不誠実さを強く感じます。

*アンダーコントロール
*コンパクト五輪構想*招致買収疑惑
*国立競技場計画撤回
*エンブレム盗用疑惑
*責任者の相次ぐ交代

不都合なことへの説明を避け、
開会日まで来てしまいました。

結局は、何のための大会なのか、
よく分からないものになってしまいました。

丸川五輪大臣が、ステークホルダーという言葉を使ったことが印象的ですが、
様々な判断の根拠には、選手や競技のことや平和や平等ではなく、
海外のテレビ局やスポンサーの存在が大きいのではないでしょうか。

東京の感染の拡大も大きな懸念です。

開幕以降であっても、最大の課題は国民や来訪者の命を守ることです。

不都合なことに蓋をし続けた今回のオリンピックの強行から、
私たちは多くのことを学ばなければなりませんし、
蓋をし続けた不都合も明らかにしなければなりません。

これは生産性のない、辛い作業ですが、避けて通ることはできません。

しかもこの生産性のない辛い作業、
これをせざるを得ない状況へと引き込んだ者たちの責任は
限りなく大きいものと思います。

今日も地域歩きに専念します。

今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。

===2021.7.23===

  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは、逢坂様
    暑いですね。こちらは、石狩市ですから東京と比べるとまだまだ暮らしやすいという事に
    なりますが、暑いですよ。
    しかし、それにしても今回のオリパラは、いくら良い記録が出ても記録に残す事が出来ない記録ですね。この後でコロナが少し落ち着いてから再試行をした方が良いと思いませんか。
    色々と難題でもない問題が起きて世界にそして子供にもハズカシイ日本をさらしてしまい
    困っておりますね。
    もう少し落ち着いて考えて欲しい事ですよね。日本人は、考える人種と思って来ましたが、さっぱり期待外れでした。後先を考えず思い付きでやってしまうこの寂しさ、いい年をした国民の頂点に立つ国会議員がこんな事をしているようでは国政など出来るわけがないと思いませんか。しっかりとして欲しいし受ける時にかんじないのかねー。
    しっかりしろ、私、分からなかったでは終わりませんよね。今、初めて聞きました。こんな言葉は、いりません。本当にしっかりしろ!!ですよ。
    このあと、国会で反省会が絶対にありますよね。あー終わった、終わったではすみませんよね。いくらコロナ過とは言え本当にしっかりしろよ。
    あの菅総理の死んだような顔で毎日画面に出てこられたら国民も朝からがっくりですよ。
    朝の顔と言うのがあるでしょう。あれでは、体に力が入りませんよ。しっかりせよ。と
    私は言いたい。 終わりです。

記事に投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です