徒然日記

21年10月2日 その5153『逢坂誠二の徒然日記』(6850)

夜明け前の函館は雨が降っています。

気温は15度。

雨のため散歩は中止ですが、
今日の活動開始までに余裕があれば、
少しでも歩きたいと思います。

1)国会日程

国会の日程が正式に決まりました。

4日召集で会期は14日までの11日間です。

召集初日の4日に首班指名を行います。

8日に新総理の所信表明演説を行い、
11〜13日に衆参両院での各党代表質問を実施の見込みです。

何とか衆参で予算委員会を開くべきだと考えていますが、
今のところ政府与党ともに否定的な雰囲気が伝わって来ます。

14日に衆院解散の可能性が大です。

10月26日:公示
11月7 日:投票

あるいは
11月2日:公示
11月14日:投票

この日程のどちらかになる見込みです。

いよいよです。

2)佐藤泰志さん

函館出身の作家「佐藤泰志」さんの資料展が、
函館市文学館で開催されています。

http://www.zaidan-hakodate.com/bungakukan/kikaku.html#takubokushokan

佐藤泰志さんは、私の10歳年上で、
芥川賞候補に5回ノミネート。

結局は受賞できず1990年に41歳で自死。

2007 年に『佐藤泰志作品集』がクレインより発刊。

そうしたことを切っ掛けにして再評価が進み、
『海炭市叙景』『そこのみにて光輝く』『オーバー・フェンス』
『きみの鳥はうたえる』『草の響き』と作品の映画化も行われています。

2009年1 月、函館の日刊政経という経済情報誌に
佐藤泰志さんのことなどを書きました。

少し長くなりますが、冒頭だけ紹介させていただきます。

==海炭市叙景、そして函館==   衆議院議員 逢坂誠二

 1990年に自殺した函館出身の作家佐藤泰志さんの小説『海炭市叙景』の映画化作業が、有志実行委員の皆さんの手によって進められています。

 佐藤泰志さんは、ニセコゆかりの作家有馬武郎を記念した文学賞「有島青少年文芸賞」の優秀賞を、2年連続で獲得するなど、私もニセコ時代から注目をしていた作家です。特に一昨年秋、私が函館に移り住むとほぼ同時期に、『佐藤泰志作品集』が出版され、私自身の中で、彼への注目度が一気に高まりました。

 その後、作品集を出版したクレインの文弘樹社長を函館に招いての講演会があったり、それに呼応して映画化の話が持ち上がったりと、佐藤泰志さんのことが、以前にもまして多くの人に知られるようになり、私も嬉しい限りです。

 『海炭市叙景』は、「函館」とおぼしき、1980年代後半の北国の街を舞台にして、人々のいろいろな生き様が描かれる18編の物語です。当然、主題は人であり人生です。人間が生きることの意味を考えさせられるそんな作品です。
 その一方で、街の描写が随分と数多く散りばめられています。

「産業道路にはさまざまなものが建った。」
「軽々しくあてこんで作ったものはすぐ姿を消す。」
「そのうえ町名まで変わった。」
「こんな野原にしてしまってどうするのかねえ。今朝、工業団地へ息子夫婦の車で行った時、トキはそうつぶやいた。さあな、そのうち潰れた喫茶店やパチンコ屋みたいに、野ざらしで終いじゃないか。」

 以上は、海炭市叙景の一編「ネコを抱いた婆さん」からの引用です。佐藤泰志さんが、街の将来をどう見ていたのかをうかがい知ることのできる記述です。
 彼は、街の変貌が人々の心に何らかの影響を与えている雰囲気も醸し出しています。

 以下は、同じく「黒い森」からの引用です。
「息子が森と呼んでいたその林の三分の一は、木が切り倒され、砂利だらけの平地になった。」
「森が姿を消すだろうという話が広まった頃、春代は昔の女友達の店を手伝いはじめたのだ。」
「あの森がなくなれば、ここは完全な住宅地になる。完璧にだ。何かがほんの少しずつ狂いはじめているのだ、と隆三は思う。畑を潰してファミリーマートの経営者におさまった農夫も、マンション住まいを夢見はじめた春代も。そして自分も例外ではない。」

 彼は、街の変化を必ずしも歓迎していません。そして、その変化とともに人の心がおかしくなっていくことを感じていたようです。

==以上、冒頭のみ終了==

私の原稿は、この後、函館の街づくりなどについて言及しておりますが、
機会があれば紹介したいと思います。

佐藤泰志さんの着眼点は、極めて大事だと私は感じております。

彼の作品から、多くのことを学んでいます。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.10.2===

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