徒然日記

21年10月24日 その5175『逢坂誠二の徒然日記』(6872)

函館の夜明け前、久々に雲の少ない朝となりました。

西の空高く、月齢18の月が明るく光っています。

気温は6度程度です。

日中も晴れの予報で、気温は17度まで上がる見込みです。

秋晴れのもとで、選挙活動ができる雰囲気です。

1)遊説5日目

選挙期間中は午前8 時からしかマイクが使えません。

そのため昨朝は7時から函館駅前に立ち、
手振りや挨拶などの活動をさせて頂きました。

その後、札幌に移動し、道連代表として 3区で荒井ゆたか候補、
4区でおおつきくれは候補、5区の池田まき候補、
それぞれの皆さんと一緒に街頭に立ち応援をさせて頂きました。

応援終了後、帰函し、私の個人演説会を開催しております。

2)まず分配を

「いわゆるアベノミクス」
異次元の金融緩和→設備投資(×) →成長 →分配→消費増
(ところが設備投資が進まず)

「立憲民主党の経済政策」
税制改正、給付、最賃引き上げなどによる分配→消費増 →設備投資→成長

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いわゆるアベノミクスは、
設備投資を促進して経済の活性化を目指しました。

設備投資とは、
建物・機械などの生産設備にお金を使うことですが、
旅館ホテルなどでは増築したり、
飲食店なら客席を増やしたりすることなども含まれると思います。

設備投資を促進するために、安倍政権は、
銀行からお金を借りやすくするため、
銀行の現金を増やす政策を採用しました。

具体的には市中銀行が引き受けている国の借金を日銀が購入して、
現金化したのです。これが異次元の金融緩和です。

ところが設備投資は期待されたほど進みませんでした。

その理由は明確です。

売り上げが伸びる見込みがないからです。

モノが売れる見込みがない中で、
設備投資する事業主はいないと思いまます。

売り上げが伸びない理由も明確です。

国民の賃金が伸びていないからです。

国民のモノを買う力が弱いのです。

これがいわゆるアベノミクスの行き詰まりの一つの側面です。

まず賃金を上げる政策(分配)を進めなければ、景気は浮揚しないのです。

国民の賃金が上がれば、モノが売れる可能性が高まります。

事業主もそれを見越して設備投資機運が高まって、
設備投資が増加傾向になります。

この設備投資によって、
それらに関連する事業の売り上げも増加することになります。

そうすると賃金も上がる傾向になります。

分配→消費増→設備投資増→成長→賃金増

まず分配を行うことでこの流れを作ることが必要なのです。

分配のためには以下の政策などを行う必要があります。

*富裕層の所得増税(金融所得課税、所得税最高税率の引き上げ)
*極めて大きい企業の法人税増
*低所得者への現金給付と年収1千万円未満の時限的所得税減税
*消費税5%への時限的引き下げ
*中小事業者への支援を前提にした最低賃金の引き上げ
*介護、保育をはじめとするエッセンシャルワーカーの賃金など処遇の改善

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いわゆるアベノミクスのもう一つの課題は、株高などです。

確かに株が上がり円が安くなりました。

金融緩和によりデフレ脱却の期待感が上がり
国内外から株に資金が集まってきたことや、
年金基金・ゆうちょ銀行・日銀など公的な機関が、
株価下落局面で買い支えていることなどが
株高の理由と言われています。

こうなれば仮に売上量が伸びなくても、
株高により含み益は膨らみ、輸出企業の収益は上向きます。

その結果、得をしたのは、一般庶民ではなく、
株主や輸出できる大企業なのです。

今日は時間がなくなりましたので、詳細は避けますが、
結果的に格差が広がったと言えるのです。

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いわゆるアベノミクスでは、
意図した設備投資が進まず本格的な景気浮揚はしませんでした。

さらに株高などによる利益は、庶民には回らず格差が拡大することになりました。

つまり成長と分配の好循環は生まれなかったのです。

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今必要なのは、まず分配を行うことです。 

3)今日の街宣等

街頭演説
10時20分:イオン上磯店前
16時20分:ポールスター前

個人演説会
12時10分:江差町・ホテルニューえさし
14時30分:函館市・弁天町会館
15時30分:北斗市・れいんぼー
17時:函館市・百寿会館
18時:函館市・美原会館

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.10.24===

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