徒然日記

21年11月22日 その5204『逢坂誠二の徒然日記』(6901)

代表選挙4日目の朝です。

都内は極弱い雨が降っています。

気温は12度と少し高めです。

昨夜も帰宅が遅く、完全に寝不足です。

1)やっぱり北海道

昨日は、NHK日曜討論に出演後、札幌入りしました。

札幌では、有志の皆さんが企画した私の激励会に出席後、
4候補が揃って街頭演説、討論会、記者会見を行ないました。

街頭演説、討論会には、多くの皆さんに出席頂きました。

北海道の皆さんの熱い思いに触れて感謝しております。

やっぱり北海道は私の故郷であることをこれほど、
強く実感したことはありません。

2)避難計画

昨日の札幌の討論会でも原発について質問がありました。

日本の全ての原発は、
過酷事故が発生しないという安全神話を前提に立地しています。

そのため過酷事故が発生した際に、
避難できるかどうかを検証せずに建設したのです。

しかし福島第1原発事故が発生しました。

それ以降、政府も日本の原発でも過酷事故が起こる可能性を認めています。

それならば国民の命と暮らしを守るためには、
万が一の事故が発生した際に確実に避難できるかどうかを検証する必要がありますが、
現時点でその対応は不十分です。

つまり日本の原発には、
事故の際に確実に機能する避難計画策定ができない可能性が高いという
致命的な欠陥があるのです。

これは国民の皆さんが避難口のない劇場で映画を見ているようなものなのです。

こんな状態で原発を使い続けて良いのかというのが、
私が繰り返し言い続けている問題意識の一つです。

1984年、アメリカのニューヨーク州でショアハム原発が完成しました。

しかし住民の中から避難計画のことなどが問題視され、
この原発はただの一度も使うことなく1989年に廃炉となりました。

国民の命を守るためには、こうした判断をするのが政治の役割なのです。

今日も朝から夜まで、予定がギッシリ詰まっています。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2021.11.22===

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. 逢坂さん、おはようございます。原発事故が、起きた際の「非難計画」ができていない状況下でありながら、「原発再稼動」とか、「小型原発」の新設とか、自民党の主張に怒りを覚えます。仮に「避難計画」が策定できたとしても、『超過酷事故』だった場合は、どうにもなりません。そうです、日本の半分に人が住めない状況下で、避難したとしても、意味をなしません。

    『3.11』の際に、最悪の場合、『東日本には、人が住めない』と言いませんでしたか?つまり、何が言いたいかといいますと、あの時の『最悪のシナリオ』を、当時の民主党政権の方達は、ありのままに証言する必要があると思います。それを基に、「自公政権」とは、国会論戦などで、対峙して欲しいです。

    そして、自民党の指導者たちが、『敵基地攻撃能力』を有するべきだ!とか、盛んに主張しますが、日本海側にあれだけ「原発」があるのに、どうしてそういう発言ができるのか、不思議でなりません。「無責任極まりないと思います。本気で『敵基地攻撃能力を!』とか、言うのならば、直ちに「原発」は、即時廃止すべきでしょう。是非、国会での堂々の論戦をお願いしたいです!

    安倍元首相が、山本太郎さんが、「もし、ミサイルが原発に打ち込まれたら、どうなるのか?」と予算委員会で質問しましたが、安倍首相は「仮定の質問には答えられない」と答弁しました。ふざけた話です。『最悪の事態』を想定するのが、『危機管理の要諦』だと思います。
    どうか、「一般国民」が、素朴に思う疑問に、答えてもらいたいです。「タブー」とかは、あってはならないと思います。
    では、頑張ってください。

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