徒然日記
22年3月31日 その5333『逢坂誠二の徒然日記』(7030)
日中は20度程度になるようです。
薄雲が広がっていますが、日中は晴れの見込みです。
函館も10度近くまで上がるようです。
1)民主主義とは多数決??
このことはこれまでにも何度か書いた気がします。
確かに民主主義の意思決定手法の一つは多数決です。
しかし私は、民主主義の本質は、少し曖昧な納得だと思っています。
民主主義、あるいは民主制と呼んでも良いと思いますが、
手元の辞書では民主制に関し次のように記載されています。
*
統治者が多数である政治形態。
また、権力が人民全体に属し、
その参加により政治が行われる制度。
民主的にものごとを決めるとはどのようなことなのでしょうか。
違った立場の意見を表明できる その違った立場を踏まえつつ原則公開で議論する その議論を踏まえて結論を導く
まず違う意見を言えることが重要です。
つまり違いを認めるということです。
ここが民主的手続きの出発点です。
その上で、原則的に公開された場で議論することです。
この議論の中で違った立場の人の意見を聞き、
お互いに気づきがあったり、納得があったりと、
自分の考えが進化することもあります。
公開の場の議論からお互いが学び合うことが大事です。
その議論の経過を踏まえて賛否を問うのです。
この賛否を問う手法の一つとして多数決があります。
多数決はデジタル的で、賛成側、反対側が、
棄権をしない限り、その立場が明らかになります。
だからあたかも賛成側の全てが肯定され、
反対側の全てが否定されたかのように見えるのです。
しかし議論という過程を経ることによって、
賛成側、反対側、それぞれに反する意見を持つ側への多少の理解、
あるいはそれぞれに多少の納得、これが生まれることが重要です。
私は、あくまでも反対だが、この結果は仕方がない。
私の意見どおり賛成となったが、反対する方の思いも多少分かる。
最終的に、こんな曖昧さを伴う納得を得ること、
これが民主主義の本質ではないかと私は思っています。
さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.3.31===
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