徒然日記

22年5月15日 その5378『逢坂誠二の徒然日記』(7075)

夜明け前の東京の気温は17度程度です。

空全体を雲が覆っていますが、雨の雰囲気はありません。

日中は22度になる見込みです。

昨日は、朝の便で上京し、午後から立川市で講演、
その後、青空対話集会、地元の議員の皆さんとの懇談を行なっています。

1)50年
1972年5月15日のことは、
これまでもこの日記で何度も言及したことと思います。

あの日のニセコは雨のような気がしています。

中学校の3階南の窓から雨上がりの昆布岳を眺めていた記憶があります。

あの日から50年が経過しました。

この50年間、私たちは何をやれたのでしょうか。

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4月28日の衆院本会議で
「強い沖縄経済と平和創造の拠点としての
 沖縄をつくる本土復帰五十周年に関する決議」
が採択されました。

==以下、その決議文です==
本院は、本年五月十五日に迎える沖縄の本土復帰五十年の節目に当たり、苛烈な地上戦とその後の米軍統治、そして外交努力による本土復帰の歴史に思いをいたし、沖縄の持つ魅力と可能性が最大限発揮されるよう、沖縄振興を国家戦略として取り組む決意をここに表明する。
沖縄返還協定が調印されて以来、本院は、昭和四十六年の「非核兵器ならびに沖縄米軍基地縮小に関する決議」、平成九年の「沖縄における基地問題並びに地域振興に関する決議」を踏まえ、沖縄の課題解決に取り組んできた。しかし、五次、五十年にわたる沖縄振興計画等での取組みによっても、全国最下位の一人当たり県民所得や子どもの貧困等、依然として沖縄の特殊事情に起因する課題が存在している。政府は、こうした現実を踏まえ、引き続き、事件、事故の防止を含む米軍基地の負担軽減と諸課題の解決に向けた責務を果たす必要があり、さらに、復帰五十周年に当たって、沖縄県民の安心・安全及び強い沖縄経済の実現並びに世界の平和と安定のための創造拠点としての沖縄づくりに向け、最大限努力すべきである。
世界文化遺産と世界自然遺産を兼ね備えた沖縄の優位性と独自性を生かし、教育、芸術、学術、医療、経済、スポーツ、そして国際交流の分野で、アジア、世界との架け橋となる「万国津梁の魂」を体現する人材育成を行う必要がある。沖縄の発展に取り組んできた幾多の先人に感謝の念を表し、そして、その志を継承し、沖縄県民の意思を最大限尊重しつつ国民の共感と理解を得、世界を魅了する沖縄に向けた総合的かつ大胆で持続可能な振興策を、政府、国会、沖縄県が一体となって推進すべきである。
右決議する。
==以上、決議文==

一方、参院は、この沖縄の本土復帰50年に合わせた決議に関し、
今日までの採択を見送っています。

与野党はいったん、
政府に日米地位協定の見直し検討を求める内容で合意したのですが、
自民党の参院執行部がそれに難色を示したためです。

問題となったのは、政府に「協定見直しの検討を含めあるべき姿を不断に追求」することを促す部分です。

自民党が、このいったん合意した「見直し」部分の削除を要求し、折り合えなかったのです。

地位協定の見直しは沖縄県も強く求めています。
それにもかかわらず、今の与党はその地元の声に真摯に応ずることのできないのです。

もちろん地位協定の見直しは簡単ではないことは私も十分理解しております。

しかし見直すという基本姿勢すら示すことのできない今の与党の姿に、
沖縄の課題への向き合い方へのこの50年の限界を感じています。

私たちは何を目指すのか、その目標を明確にすべきなのです。

2)40年振り??

昨日、立川の青空対話集会で、珍しい方にお会いしました。

ニセコの私の実家の近所に住んでいた同級生の妹さんです。

40年?振り、いやもっと長い期間を経ての再会です。

たまたま立川の駅前を歩いていたら、
私の声が聞こえたので立ち寄ったとのことです。

思わず昔話に花が咲きました。

先月は金沢での街宣中に、
別の同級生の息子さんにも偶然にもお会いしています。

今日は神戸市での青空対話集会です。

*日時:5/15(日) 11:00 開始
*場所:神戸市のJR元町駅東口前
*配信:youtu.be/vFbFXgcUAP4

傾聴に努めます。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.5.15===

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