徒然日記

22年8月19日 その5474『逢坂誠二の徒然日記』(7171)

日の出前の都内、青空の中に浮かぶ雲が朝日に赤く染まっています。

天頂には下弦の月が輝いています。

気温は23度で、ヒンヤリした雰囲気をちょっとだけ感じます。

日中は32度になる見込みです。

1)トルストイ
昨日のトルストイの引用などについて、多くのご意見を頂きました。

心からお礼申し上げます。皆さんからのご意見が励みになります。

今後ともよろしくお願いします。

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小説「戦争と平和」の一文から、以下のようなことが言えると書きました。

「歴史的事件は、権力が引き起こす。しかし権力は大衆の意志に左右される」

*戦争をしないでくれ、武力反対
*国民を守ってくれ、国土を守ってくれ

この2つの大衆の意志があった場合、
権力が重視しやすい大衆の意志とは、後者なのではないでしょうか。

武力を背景にせず国民を守る、国土を守るためには、
日常からの相当な積み重ねが必要です。

権力も大衆も、平時のこの努力を怠ってしまえば、
いざという時は頼れるのは武力しかない、そんな判断が働くかもしれません。

その結果、多くの場面で戦争になっているのではないかと思います。

少し短絡的で分かり難いかもしれませんが、そんなことを思っています。

だから平時から、国民の皆さんには政治に関心を持って頂き、
常に政治を監視し、権力を誘導する必要があるのです。

2)円安は日本経済にプラス
円安は日本経済にプラス、こんな考え方がこの10年あまり日本経済を席巻していました。

日銀の黒田総裁は今も同様の考えのようです。

しかし本当にそうなのでしょうか。

先日発表された帝国データーバンクの調査では、
現在の円安が業績悪化の要因となると考えている企業が8割に上っています。
業績にプラスになると考えている企業は 1割程度しかありません。

円安が日本経済にプラスと言われるのは輸出企業にとって有利だからです。

仮に1ドルの商品を販売した場合、
1ドルが100円の場合と135円の場合では、
日本円で受け取る額に差が出るのは一目瞭然です。

極論すれば、販売量が増えなくても濡れ手に粟の如く収入は増加するのです。

この場合、経済にとって本当に良いかどうかを判断する上で大事なことが2つあります。

*輸出量(販売量)が増えること
*増えた収入が国内に還元されていること

この二つがなければ、日本国内の経済にプラスになったとは言えません。

ある証券会社のエコノミストは、
円相場の変動と輸出数量の関係について調べたところ、
2000年代までは円安が輸出数量を増加させていたが、
リーマンショック以降、円安が輸出を増加させる効果が著しく低下したと指摘しています。

ここ10年あまり円安になっても輸出量は増えていなのです。

日本政策投資銀行の調査によれば、
海外投資は21年度は02年度の2.6倍、国内投資は同じく 1.2倍程度です。

海外への投資は増えていますが、
国内への設備投資はリーマンショック以降ほぼ横ばいです。

せっかく海外で儲けても国内投資に回っていません。

円安によっても輸出量も国内投資も増えておらず、
これでは国内に暮らす皆さんの生活がよくなるはずがありません。

逆に円安で、輸入原材料の価格が上がっていますので、生活への影響は甚大です。

当然のことですが、円安政策や金融緩和だけでは、国民の生活は良くならないのです。

*税制と社会保障による所得の再配分機能の強化
*教育負担の軽減などによる可処分所得の増加
*低所得者層への現金給付

これらの政策を組み合わせて、
国民のモノを買う力を高める必要があります。

*食料、エネルギー自給率の向上
*サプライチェーンの見直し
*教育への投資

合わせて上のような政策を行う必要があります。

単に儲かるだけの経済ではダメなのです。

目先の儲けや効率性だけにとらわれずに、
人を幸せにする経済でなければなりません。

さあ今日もブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2022.8.19===

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皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    税制と社会保障による再分配機能の強化は必須ですね。
    釈迦に説法で恐縮ですが、税制の抜本的改革に関しては、
    所得率・税法人税率を消費税前に戻すとは言えないでしょうが、
    当時の水準を参考にするという事は言っても良いのではないか
    と思います。つまり、重税を課すという印象で、改革により
    負担が軽くなる中間層までが反発を起こさないようにすると
    言う配慮です。

    また、
    ・教育負担の軽減
    ・低所得者層への現金給付
    この二つを合わせて「再配分機能強化」で表現を1本に
    まとめればよいと思います。その具体例として、多くの人の
    目に見える具体的政策を掲げると良いのではないかと愚考します。

    いずれにせよ、その改革により実際に多少、税が重くなる層、つまり、
    今、過去の場合と比べて相対的に美味しい思いをしている層に重税を
    課すという印象を与えないように表現することが必要だと思います。

  2. お元気ですか?
    コロナ禍のもと、お変わりなき事を祈っております。
    次期国会の活躍を期待しております。
    少し、自民党にカツを入れてやらないと好き放題状態ですので本当に頑張ってこの国の為に見える活動をお願いいたします。

  3. 逢阪さん、こんにちは、次回の国会審議の容易で大変忙しい毎日とご苦労を国民の一人として大変、感謝致します。
    さて、本日ニュース番組を聞いておりましたところ、大変な事を耳にいたしました。
    先生、もうご存じの事と思いますが、今、大変な事になっている韓国(?)の統一教会問題ですが、米国(国防省)
    の発表で我が国は、統一教会経由で1991年に4500億円が、北朝鮮に送金されているとの事が発表されております。
    これは、米国に確認すればすぐに真偽の結末は出ると思います。どうぞ早速のご確認をお願いいたします。
    もし、本当であれば、すぐに協会に申し立てをして返金をしてもらってください。返金できなくても本当か嘘かくらいは確認とれるでしょう。
    よろしくお願いいたします。こんなことがあって今の自民党の態度を考えると何をやっているのかと腹が立ちます。そう思いませんか。
    一緒懸命に働いておられる国民の事を考えているのかどうか、国会議員の頭を疑います。よろしくお願いいたします。

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