徒然日記

23年4月22日 その5719『逢坂誠二の徒然日記』(7416)

夜明け前の函館の空、雲が多めですが、東の空は晴れています。日の出が5時前になっていますので、そろそろ起床よりも日の出が早くなる頃になります。朝の気温は6度。日中は晴れ、気温は 10度です。

1)統一自治体選挙最終盤
昨日午前は、衆院千葉5区補選の矢崎けんたろう候補の応援を行なっています。千葉5区は、矢崎候補と自民党候補とが激しく競り合っています。この補選は、4千万円以上もの政治資金が使徒不明となり自民党現職が辞任したことによる補選です。本来なら、それを反省し、自民党は候補を立てられる状況ではないのです。ずってでも這ってでも勝たねばならない戦いです。

昨日は帰函後、板倉一幸市議の応援を行ないました。

統一自治体選挙、いよいよ今日、屋外の選挙運動の最終日となります。

2)日本学術会議
学術会議の意向に反し、会議の新メンバーの任命を菅内閣が拒否して以降、政府は学術会議法の改正準備を進めていました。しかし政府は、この改正案について、今の国会への提出を見送ると正式に表明しました。

政府は、今回の改正案に、会員の選考に関与する第三者委員会の設置などを盛り込む方向でしたが、学術会議は「独立性が損なわれる」として、改正案に強く反対しており、当然のことです。そもそもこの間の政府の対応は、私には理解できないものです。

学問には、色々な態様があります。儲かる学問、役に立つ学問、政府の考えに反する学問、さらに当然、儲からないと思われる学問、役に立たないと思われる学問、政府の考えに合致する学問など様々です。

この間の動きを見ていますと、儲かる、役に立つ、こうした学問に政府の関心があるように思われます。加えて、政府の見解に反する学問や考えを排除する傾向を感じます。政府が自分達の政治目的を実現するために特定の学問領域を推奨したり、しなかったりすることは、あり得ることだと思います。(もちろんその是非は選挙で問われるのですが。)

しかしその政府が目指す姿と、日本の科学者の内外に対する代表機関としての学術会議のあり方は、全く無縁でなければなりません。それが学問の自由というものだと私は思います。

ところが菅政権も岸田政権も学術会議を政権の意向に沿うものにしたがっているように見えます。一部議員の中には、税金を使うのだから当然だとの意見があるようですが、これは間違いです。税は政府の意向に沿って使うお金の側面もありますが、政府が保有し、政府が自由に使えるお金ではない側面もあります。大事なのは目的に沿って使うということです。

憲法23 条に規定する「学問の自由」を保障すること。その目的達成のために政府が何をすべきかを考えることが重要です。

今日は時間切れ、尻切れトンボですが、この件、のちに再度書きます。

さあ今日も ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.4.22===
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