徒然日記

電気料金の値上げは妥当だったのか/逢坂誠二 #7536

【23年8月20日 その5839『逢坂誠二の徒然日記』 #7536】 夜明け前の函館は空全体が雲に覆われています。湿度が95%程度、気温は24度。昼頃まで雲が多く、その後多少、晴れ間も広がるものと思います。最高気温は29度の見込みです。
1)電気料金の値上げは妥当だったのか 報道を見て驚きました。
*北電の今年4~6月期連結決算は売上高、純利益とも同期間として過去最高 *2024年3月期の通期売上高も過去最高の9770億円の見通し *3カ月で自己資本比率は1.6ポイント増え13.3% *値上げの増収効果は4~5月分で144億、通期では930億円の見込み
北電は、コスト増で「健全経営に支障をきたす」として、 6月1日から、以下の通り電気料金の値上げをしました。
*家庭向けの7割を占める規制料金を平均23.22%値上げ *自由料金は8~9%値上げ *法人向け高圧・特別高圧料金は4月から約2割値上げ上げ
値上げをしたのですから、売上高が増えるのは理解できます。(値上げは6月からですが、4〜6月の売上高が過去最高とはちょっと解せませんが)しかし純利益が過去最高だったのは理解できません。値上げの必要はなかったのではないかと思われます。北電は当初、規制料金を34.87%上げる予定でした。国との協議の結果、23.22%に抑え込んでの値上げですが、国の認可が妥当だったのかどうかも大いに疑問が残ります。
電力会社の値上げで国民生活を圧迫し、その上、国の補助が10月以降続くかどうか不明で、さらに国民生活が苦しくなる可能性があります。それなのに電力会社の純利益が過去最高なのは理解できません。本当にそうなのかどうか、キチンと検証しなければなりませんが、電力料金制度も国の対応もブラックボックスで、分からないことだらけです。電力会社は、極めて公共性の強い事業を行なっています。情報公開、説明責任をガッチリ果たしてもらわねばなりません。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2023.8.20===
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