徒然日記

泊原発/逢坂誠二 #7692

【24年1月23日 その5995『逢坂誠二の徒然日記』 #7692】 夜明け前の都内、路面が薄っすらと濡れていますが雨は降っていません。薄雲が広がっています。5度程度。日中は晴れ、12度まで上がりますが、夜遅くには雪との予報です。
1)泊原発 昨日の北海道新聞は、社説で泊原発に関し「北電は廃炉も含め方針転換を模索する時である」と「廃炉を含む方針転換」を提案しています。
その理由として「地震も火山も正確に予測できる水準にはない」として「災害が多発する日本で原発を稼働するリスクを北電は見据えるべきだろう」と指摘します。
「新規制基準では噴火の火砕流が原発敷地に到達する可能性が十分に小さくなければ運転できない」のですが、泊原発では「洞爺カルデラ(現在の洞爺湖)の火砕流堆積物が南東約10キロで確認されている。敷地内に到達した可能性も否定できない」。
「出遅れていた再エネ分野拡充に注力すべきだ」との提案もあります。
泊原発には「維持管理費で既に計7千億円超が投じられ」、今後さらなる「安全対策費の膨張も予想され」。
この社説に促されるまでもなく、北電は廃炉を模索ではなく具体的に検討すべき時期に入っています。これ以上、原発に拘っていると、将来を誤ります。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。 ===2024.1.23=== 逢坂誠二への個人献金はこちらです。 ohsaka.jp/support/donation.html
  
  

皆様のコメントを受け付けております。

  1. こんにちは。

    北海道及び北電は、即刻、泊原発を停止・廃止に向け動くべきですね。
    泊原発で事故は起きれば、札幌が壊滅します。また積丹半島の人々は
    逃げられなくて惨死する可能性が高い。

    それはそうと、話はがらりと変わるのですが、逢坂さんも大いなる
    関心を持ち、政治力を発揮しておられる教育の無償化の事で気になる
    事があります。無償化、大いに結構なのですが、特に昨今流行りの
    高等学校授業料無償化は、私立学校法人の生き残り策以外の
    何物でもないと見ています。

    試みに、無償化論者を見てみると、私立中高一貫校出身者が
    目立ちます。政官界に数が増えていることも一因ですが、
    単に数が増えているから目立つのではなく、逢坂さんも
    良く人となりをご存じの方だと思いますが、鈴寛さんの
    ような人たちの「暗躍」は正に暗躍であって、無償化と
    いう当たり良い言葉で利益誘導を図っているとしか見え
    ない怪しさ満載です。

    鈴寛さんは、次のように言ってます。露骨に本音を言って
    います。公教育の廃止を言い出しかねない。教育の機会均等
    と国民の知的レベルの底上げに公教育は必須です。公教育を
    貶め、私学を広める教育改革には絶対に反対です。
    ――――(引用)――――――――――――――
     「授業料の無償化は私が先鞭をつけましたが、今回の東京都
    と大阪府の動きについては、多少、批判的に見ています。
    教育政策というのは、『アクセス』『クオリティ』『コスト』
    というAQCのバランスが重要で、この3つはトレードオフの
    関係にあります。誰もが質の高い教育を受けられるように
    すればコストがかかり、コストを下げれば質やアクセスが下がる。

    …東京の場合は、将来的には、高所得層も無償化の対象にする
    のは間違っていませんが、優先順位が違うと思います。今そこに
    かけるお金があるなら、まず統廃合が進み、毎年のように入学
    定員割れが顕著な都立高校や、質や多様性を高める改革に励む
    私立高校に投資すべきです」(鈴木氏)
    https://www.moneypost.jp/1105520
    ―――――――――――――――――――――

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